大道 (徳島市)

大道（おおみち）

大道は、徳島県徳島市西富田地区に位置する町名です。一丁目から四丁目までがあり、郵便番号は〒770-0923です。

人口と世帯数

2010年11月の徳島市の調査によると、人口は366人、世帯数は180世帯となっています。

地理

徳島市の東部、市街地の南西部に位置し、眉山の東山麓に広がっています。東は鷹匠町の歓楽街や商店街、西は幟町の住宅街と隣接しています。一丁目から四丁目は眉山の山麓に沿って比較的整然と区画されており、商店街が形成されています。町の中心部を南北に国道439号が走り、徳島市街地と名西郡神山町方面を結ぶ交通の要所となっています。

歴史

元々は徳島市富田浦町の一部でしたが、昭和15年に現在の町名となりました。江戸時代には大道・餌差町・餌差町裏通と呼ばれていた地域にあたります。第二次世界大戦前は、市の中心部から南部・神山方面を結ぶ主要な街道筋であったため、多くの人々が行き交い、沿道には多数の商家が軒を連ねていました。

昭和20年7月3日の徳島大空襲では甚大な被害を受け、現在でも隣接する勢見町や金刀比羅神社の石造物にはその傷跡が残っています。昭和55年に国道55号バイパスが開通したことにより、町内の交通量は減少しました。昭和57年には、町内を南北に走る県道徳島剣山線が国道439号に昇格しました。

施設

東大本店
平成調理師専門学校大道校舎

交通

道路

一般国道
国道439号

路線バス

徳島バス・徳島市営バス
大道一丁目
大道二丁目
大道三丁目

参考文献

『角川日本地名大辞典 36 徳島県』（1986年 ISBN 4040013603）

外部リンク

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