大道寺俊典

大道寺俊典について

大道寺俊典（だいどうじ としのり）は、1966年11月23日生まれの日本のスタントマン、スーツアクター、殺陣師、そして監督です。彼は山形県出身で、身長169cm、体重62kg、血液型はO型です。剣武会の代表を務め、その活動を通じて多くのアクション作品に貢献しています。

人物・経歴

大道寺は、ジャパンアクションクラブの養成所に通った後、卒業を控える時期に大野剣友会に参加しました。彼の小柄な体格は、主に女性キャラクターのスタントを担当するのに理想的であり、『スケバン刑事シリーズ』や『東映不思議コメディーシリーズ』でその才能を発揮しました。特に『美少女仮面ポワトリン』や『有言実行三姉妹シュシュトリアン』では、男性でありながら超ミニスカートでのアクションに挑戦しました。このころ、クレジットされる名前は「大導寺俊典」と表記されていましたが、これは東映の誤表記によるものでした。

1997年には、剣友会の岡田勝社長の承諾を得て、城谷光俊らと共に「剣武会セピア」を設立しました。その後、1999年に名称を「SAP剣武会」に変更し、2001年には独立。スタントマンとしての活動から、殺陣師としての仕事がメインとなりました。特にアクション監督を務めた『魔弾戦記リュウケンドー』では、本編監督としてもデビューを果たしました。

大道寺は、同業者間で「頭（かしら）」という愛称で知られています。また、彼は「トミカヒーローシリーズ」に対する強い愛情を持っており、かつて骨折した際にも、撮影現場に足を運ぶほど情熱を注ぎました。2024年時点での彼の事務所は「剣武会」となっています。

代表作品

大道寺俊典は多くの作品に参加しており、彼の代表作には以下が含まれます：

• - 大江戸捜査網（テレビ東京系） - 殺陣師
• - スケバン刑事シリーズ（1985 - 1987年） - スタント
• - 少女コマンドーIZUMI（1987年） - スタント
• - 美少女仮面ポワトリン（1990年） - スタント
• - 魔弾戦記リュウケンドー（2006年） - アクション監督、監督
• - トミカヒーローシリーズ（テレビ東京系） - アクション監督
• - 刑事調査官 玉坂みやこシリーズ（フジテレビ系） - 殺陣師
• - 税務調査官・窓際太郎の事件簿シリーズ - 殺陣師

近年は、税務調査官シリーズのアクション監督や、笑ってはいけないシリーズのアクション指導など、多くの作品に関与しています。さらに、2022年から2024年にかけてのプロジェクトにも多く参加しており、アクションコーディネーターやスタント監督としての活躍を続けています。

まとめ

大道寺俊典は、そのキャリアを通じて、日本のアクション界において重要な存在となり、多くのファンの期待に応え続けています。彼のスキルと情熱は、これからも多くの作品で見ることができることでしょう。

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