大里八幡神社

大里八幡神社について

大里八幡神社は、徳島県海部郡海陽町に鎮座する神社です。その歴史は古く、創建年は明確にはわかっていません。当初は鞆浦大宮（現在の那佐浦）に社がありましたが、1609年（慶長9年）に現在の大里松原へと移されました。この地に移ってからも、徳島藩主である蜂須賀至鎮がしばしば神社の修復費用を寄進するなど、藩からも大切にされてきたことが伺えます。

祭神

大里八幡神社には、以下の三柱の神様が祀られています。

誉田別神（ほんだわけのみこと）: 応神天皇の御名で、武運の神として知られています。
天照大神（あまてらすおおみかみ）: 日本神話における最高神であり、太陽神として崇められています。
天児屋根神（あめのこやねのかみ）: 天岩戸の神話にも登場する、知恵と祭祀を司る神様です。

大里八幡神社秋祭り

毎年10月には、大里八幡神社の秋祭りが盛大に開催されます。この祭りは、地域の人々にとって非常に重要なイベントであり、多くの人々で賑わいます。祭りの見どころは、以下の通りです。

関船と山車の練り歩き: 7台の関船と山車が大里松原海岸を練り歩く様子は、勇壮で迫力があります。
女だんじり: 女性たちが担ぐだんじりも祭りに華を添えます。
海部川河川敷での花火大会: 夜には海部川の河川敷で花火大会が開催され、祭りのクライマックスを彩ります。

交通アクセス

大里八幡神社へは、阿佐海岸鉄道の阿波海南駅から徒歩で約20分の距離にあります。公共交通機関を利用してのアクセスも可能です。

まとめ

大里八幡神社は、歴史と伝統のある神社であり、地域の人々に大切にされています。秋祭りでは、勇壮な関船や山車の練り歩き、花火大会などが開催され、多くの人々で賑わいます。海陽町を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。



外部リンク

大里八幡神社秋祭り - 阿波ナビ

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