大野エリ

大野エリ：声優としてのキャリアと魅力

大野エリさんは、1971年2月7日生まれの日本の女性声優です。茨城県出身で、リベルタに所属しています。青年座研究所を経て、江崎プロダクション付属養成所、マウスプロモーションに所属した後、2008年に独立。現在も第一線で活躍を続けるベテラン声優の一人です。

幅広い役柄をこなす実力派

大野さんのキャリアは、2000年の『犬夜叉』、『サイバーシックス』といった作品への出演から始まります。その後も、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX|攻殻機動隊_STAND_ALONE_COMPLEX』、『R.O.D -THE TV-』、『神無月の巫女』など、人気アニメ作品に多数出演。端役から重要な脇役まで、幅広い役柄を高い演技力で演じ分けています。

特に『攻殻機動隊』シリーズでは複数作品にわたり9課オペレーター役を担当し、作品の世界観を彩る重要な役割を担っています。その他にも、『パタパタ飛行船の冒険』ではアンナ役、『G-onらいだーす』では母親役など、年齢層やキャラクターの個性に合わせた表現力で視聴者を魅了しています。

2004年には『お伽草子』や『巌窟王』、『SAMURAI 7』など、時代劇やファンタジー作品にも挑戦。2005年には『ハチミツとクローバー』、『ルパン三世 天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜』など、様々なジャンルの作品で活躍の幅を広げています。

OVA作品では『鴉 -KARAS-』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX|攻殻機動隊_STAND_ALONE_COMPLEX Solid State Society』などにも参加。劇場アニメでは『ぼくの孫悟空』、『フイチンさん』、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊|GHOST_IN_THE_SHELL___攻殻機動隊2.0』などに出演し、その存在感を示しています。

ゲーム作品への出演も積極的で、『ルパン三世 ルパンには死を、銭形には恋を』、『白騎士物語』などに参加。声優としての活動はアニメやゲームにとどまらず、吹き替えにも積極的に参加しています。

吹き替えでの活躍

大野さんは、数々の洋画やドラマの吹き替えにも参加。映画では『エーミールと探偵たち』、『カッレ君の冒険』、『ジターノ』、『メラニーは行く！』など、幅広い作品で吹き替えを担当しています。

ドラマでは『NIP/TUCK マイアミ整形外科医|NIP_TUCK マイアミ整形外科医』、『パパ』などに出演。アニメの吹き替えでは『ロッキーとブルウィンクルの大冒険』でナターシャ役を担当するなど、その活動は多岐にわたります。

プライベート

プライベートでは、アロマクラフト作りや猫との触れ合いを楽しむなど、多趣味な一面も持ち合わせています。猫や犬の鳴きまねが特技という、意外な一面も魅力の一つ。サッカー観戦やカエル好きといった、ユニークな一面も垣間見えます。

まとめ

大野エリさんは、確かな演技力と幅広い役柄をこなす高い適応力、そして多岐にわたる活動で、多くの作品に彩りを添える声優です。長年にわたるキャリアと、その人となりを含めて、多くのファンを魅了し続けていると言えるでしょう。今後の活躍にも期待が高まります。

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