大釜の滝

大釜の滝について

徳島県那賀郡那賀町にある大釜の滝は、その美しい景観から「日本の滝百選」や「とくしま88景」、「とくしま水紀行50選」にも選定されている名瀑です。那賀川の支流である釜ヶ谷川の上流に位置し、雲早山を源とする豊富な水量を誇ります。

落差は20mあり、滝壺は水深15mと深く、古くから大蛇が棲むという伝説が語り継がれています。周囲は高さ100mにも及ぶ絶壁に囲まれ、そのダイナミックな景観は訪れる人々を圧倒します。

アクセスと注意点

国道193号線沿いから眺めることができるため、比較的容易にアクセスできます。しかしながら、専用の駐車場は設けられていません。道幅が狭く落石の危険性もあるため、二輪車や軽自動車などの小型車での訪問が推奨されています。

滝壺へは、手すりの付いた階段を下りて川底から見学できます。さらに、岩場や急流沿いを伝って滝のすぐそばまで近づくことも可能ですが、非常に危険なため、多くの人は階段の途中や川床からの見学にとどまります。

大釜の滝の魅力

流れ落ちる水の轟音、そして清涼な空気は、訪れる人々に深い癒しを与えてくれます。また、数百メートルに及ぶ絶壁と渓流は、車を降りて見る価値のある絶景です。

徳島県を代表する景勝地の一つとして、多くの観光客に愛されています。

周辺情報

大釜の滝周辺には、以下の観光スポットがあります。

釜ヶ谷渓谷：大釜の滝が位置する渓谷で、美しい自然を満喫できます。
小釜の滝：大釜の滝の近くにある小さな滝です。
大轟の滝：こちらも周辺にある名瀑です。

参考文献

現地案内板
『日本の滝100選』 グリーンルネッサンス事務局/編、1991年、講談社

外部リンク

大釜の滝（那賀町ホームページ）
* 大釜の滝（阿波ナビ）

もう一度検索