大門駅 (東京都)

大門駅（だいもんえき）

東京都港区浜松町に位置する大門駅は、都営地下鉄浅草線と大江戸線が乗り入れる駅です。駅番号は浅草線がA 09、大江戸線がE 20で、「浜松町」の副名称が設定されています。

歴史

大門駅は、都営地下鉄の歴史とともに歩んできました。以下に年表形式でその歴史をまとめます。

1964年（昭和39年）10月1日: 都営1号線（現・浅草線）の駅が開業。国鉄（現・JR東日本）浜松町駅、東京モノレール モノレール浜松町駅との乗り換え業務を開始しました。当初は単線でしたが、後に泉岳寺延伸に向けて2面2線に拡大されました。
1978年（昭和53年）7月1日: 都営1号線が浅草線に改称されました。
2000年（平成12年）12月12日: 都営大江戸線の駅が開業し、乗り換え駅となりました。同時に、浅草線の「エアポート快特」の停車駅にもなりました。
2007年（平成19年）3月18日: ICカード「PASMO」の利用が可能となりました。
2015年（平成27年）4月1日: 浅草線駅業務が新橋駅務管理所から大門駅務管理所へ移管されました。
2016年（平成28年）4月1日: 大門駅務管理所が改組され、管轄区の変更が行われました。門前仲町駅務区が移管し、新たに五反田駅務区が傘下となりました。また、大門駅務区の一部が青山駅務区へ移管され、築地市場・汐留が移管されました。
2019年（令和元年）11月16日: 浅草線ホームでホームドアの使用が開始されました。
2021年（令和3年）2月18日: 浅草線の駅に副名称「浜松町」が導入されました（大江戸線の駅は開業当初から導入済み）。

駅名の由来

駅名は、近くにある増上寺の総門である「大門」に由来しています。大江戸線の駅は、建設時に仮称として浜松町駅を名乗っていましたが、駅名決定時に浜松町を副名称として採用しました。

駅構造

大門駅は、浅草線と大江戸線が交差する地下駅です。

浅草線: 相対式ホーム2面2線
大江戸線: 島式ホーム1面2線

開業当初は浅草線の駅のみでしたが、大江戸線の開業により乗換駅となりました。両線はほぼ直角に交わっています。

羽田空港や成田空港への利用客の利便性を考慮し、ホームと改札内連絡通路の間にはエスカレーターが、改札外通路にはエレベーターが設置されています。また、大江戸線開業時には設置されていなかったB1出入口が、浜松町スクエアのオープンに合わせて新設されました。

改札外連絡通路には、大門の歴史を伝えるパネルが設置されています。

また、大門駅は駅務管区の所在駅であり、大門駅務区、青山駅務区、五反田駅務区を統括しています。浅草線駅業務は東京都営交通協力会に委託されています。

のりば

（出典：都営地下鉄:駅構内図）

[ここに駅構内図の情報をマークダウンで記述]

利用状況

都営地下鉄のデータによると、大門駅の利用状況は以下の通りです。

浅草線: 2022年度の1日平均乗降人員は82,083人（乗車人員：40,908人、降車人員：41,175人）で、浅草線全20駅中4位。
大江戸線: 2022年度の1日平均乗降人員は94,195人（乗車人員：47,086人、降車人員：47,109人）で、大江戸線全38駅中2位。


近年の1日平均乗降人員と乗車人員の推移については、以下の表をご参照ください。

[ここに年度別の乗降人員と乗車人員の表をマークダウンで記述]

駅周辺

大門駅周辺には、増上寺をはじめとする歴史的なスポットやオフィスビルが立ち並んでいます。

[ここに駅周辺の情報をマークダウンで記述]

その他

浅草線建設当時、直上の国道15号大門交差点を立体交差化する計画があり、当駅はその高架橋の基礎スペースを確保した構造で建設されました。計画は後に中止されましたが、大江戸線開業時には、このスペースを連絡通路として利用しました。

また、大江戸線の建設では、汐留寄りのトンネルが最後の建設区間となり、東海道新幹線や東海道本線の運行を安全に確保しながら工事が行われました。

隣の駅

東京都交通局（都営地下鉄）

都営浅草線
三田駅 (A 08) - 大門駅 (A 09) - 新橋駅 (A 10)
都営大江戸線
汐留駅 (E 19) - 大門駅 (E 20) - 赤羽橋駅 (E 21)

脚注

[ここに脚注の情報をマークダウンで記述]

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

大門駅 | 都営地下鉄 | 東京都交通局

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