大阪シティバス中津営業所

大阪シティバス中津営業所について

大阪シティバス中津営業所は、大阪府大阪市北区中津6丁目に位置し、その運営を大阪シティバスが行っています。この営業所は、主に大阪駅発着の路線を担当し、多くの利用者に便利な公共交通サービスを提供しています。

所在地とアクセス

大阪シティバス中津営業所の最寄りのバス停は中津六丁目です。営業所は国道176号の高架道路に面しており、出入庫はこの高架から行われます。駐車スペースは2階に分かれて設けられています。また、バスの側面や後面には、所属営業所を示す「中」というシールが貼られています。

歴史

中津営業所は1961年に大阪市交通局の営業所として設立され、その後さまざまな路線を担当してきました。2002年の路線再編以前は、大阪駅発着の路線に加え、淀川区や西淀川区の地域路線も担当していました。しかし、再編後はこれらの地域路線は他の営業所に移管されました。2008年からは、淀川区の地域路線を古市営業所と共同で担当することになり、2010年には廃止された古市営業所の担当路線を引き継ぎました。このように、営業所は歴史の中で多くの変遷を経ており、2018年3月31日には大阪市営バスの営業所としての業務を終了し、大阪シティバスに引き継がれました。2023年には移転計画が発表されるなど、さらなる発展が期待されています。

現行路線

中津営業所が担当する代表的な路線をいくつか紹介します。

8号系統

8号系統は、大阪駅となんばを結ぶ重要な路線です。往路は御堂筋を、復路は四つ橋筋を経由します。1994年に復活し、現在では中型ノンステップバスが全便で運行されています。

36号系統

36号系統は、大阪駅前から鶴見区茨田地区を結び、市バスの中でも古い路線の一つです。長堀鶴見緑地線と並行して運行されており、交通量が多い区間を経由します。

39号系統

39号系統は福島区と淀川区を結ぶ路線で、新大阪駅北口まで運行されています。大半は中型車で1時間に1本の頻度で運行されています。

41号系統

41号系統は淀川区南部をカバーし、以前は大型車運行もありましたが、現在は全便中型車で運行しています。大阪駅前と榎木橋を結ぶとともに、近隣の市民病院へのアクセスにも寄与しています。

92号系統

92号系統は大阪駅から十三、塚本駅を経由して御幣島駅、佃、福町を結ぶ路線で、多くは中型車で運行されています。過去の特急系統を経て、現在の運行形態に至りました。

結論

大阪シティバス中津営業所は、地域交通に不可欠な役割を持ち、多くの利用者に支持されています。今後の移転計画や新たな路線の展開にも注目が集まります。交通機関としての役割を果たし続ける中津営業所に期待が寄せられています。

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