御幣島駅

御幣島駅について

御幣島駅（みてじまえき）は、大阪府大阪市西淀川区に位置するJR東西線の地下駅です。この駅は駅番号JR-H47で、周囲の川をテーマにした「渡し船」がシンボルとなっています。駅カラーはスカイグレーで、歌島橋交差点の北側にあります。

歴史

御幣島駅の歴史は1996年に遡ります。この年、駅名が「御幣島駅」と定められ、仮名として「歌島橋駅」が提案されました。1997年にはJR東西線の尼崎駅から京橋駅までの全線が開通すると同時に開業し、さまざまな便利なサービスが導入されました。例えば、2003年にはICカード「ICOCA」が使用可能となり、2011年には接近メロディが導入され、利便性が向上しました。2018年には駅のナンバリングが始まり、乗客にとって分かりやすい施設になりました。

駅構造

御幣島駅は島式ホームを持つ地下駅で、1面2線を有し、8両編成に対応しています。改札口は一箇所のみで、駅の地上出入口は3箇所用意されています。地下道や駐輪場にもアクセスが便利で、駅の構内には上り専用のエスカレーターが設置されています。また、この駅は北新地駅の管理下にある直営駅で、ICOCAを含む相互利用ができるICカードが使えます。

ダイヤと利用状況

御幣島駅では、全ての列車が停車し、日中は1時間に8本の列車が発着します。特に朝夕のラッシュ時には運行本数が増えるため、多くの通勤客に利用されています。2021年度の平均乗車人員は約11,920人で、地域住民だけでなく通勤者にとっても重要な駅となっています。

駅周辺の施設

駅周辺には公共機関や教育機関が数多く存在し、西淀川区役所、西淀川警察署、いくつかの小学校や中学校、西淀病院といった施設があります。さらに、江崎グリコの本社やスモカ歯磨の本社も近隣にあり、地域の経済活動にも寄与しています。

歌島橋交差点

御幣島駅の南側には歌島橋交差点があり、国道2号、府道大阪池田線、淀川北岸線が交差する重要な交通ポイントです。この交差点周辺は交通量が非常に多く、渋滞が発生しやすい場所でもあります。バイパス的な役割も果たし、周辺に住む人々にとって重要な通行路となっています。

バス路線

御幣島駅には大阪シティバスのバス停があり、多様な路線が運行されています。歌島橋バスターミナルは廃止されましたが、代わりに新しいバス停が設置されています。これにより、地域住民がバスを利用する際にも便利な環境が保たれています。

御幣島駅は利便性と周辺の施設の充実度から、多くの人に利用されている重要な駅となっています。

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