大阪大学トライデンツ

大阪大学トライデンツ

大阪大学トライデンツは、大阪大学体育会に所属するアメリカンフットボールチームです。2008年に大阪大学と大阪外国語大学の統合に伴い、それぞれのチームである大阪大学ハーキュリーズと大阪外国語大学ギャンブラーズが統合し、新たなチームとして発足しました。

チーム名の由来

チーム名である「トライデンツ(Tridents)」は、「三つの刃」を意味し、ギリシア神話に登場する海神ポセイドンが持つ三叉の銛に由来します。これは、統合後の新生大阪大学における豊中、吹田、箕面の3つのキャンパスを表しています。また、「選手(Player)」「スタッフ(Staff)」「コーチ(Coach)」の三者の力を結集し、勝利を目指すという強い決意が込められています。

チーム理念

トライデンツは「意気地を持て」という理念を掲げています。この「意気地」とは、物事を最後までやり抜く気力、そして他者に負けまいとする強い意志を指します。

トライデンツルール

チームには、「3つのT」からなるルールが存在します。

TRUTH：学生として、また社会の一員として、誠実で節度ある行動を心がけること。
THANK：フットボールに打ち込める環境への感謝の気持ちを常に持つこと。
* TRY：チームの成長と勝利のため、悔いのない精一杯の努力をすること。

歴史

ハーキュリーズの歴史

1967年に創部されたハーキュリーズは、翌1968年に、関西学生アメリカンフットボール連盟二部リーグに加盟しました。1971年には一部リーグへの昇格を果たしますが、5年後には再び二部リーグへ降格。1984年には二部リーグで優勝しますが、一部リーグ昇格はなりませんでした。翌1985年に二部リーグで全勝優勝し、9年ぶりに一部リーグに復帰しますが、翌年には再び二部リーグに降格。その後も二部リーグで優勝を重ねますが、一部リーグへの昇格は叶いませんでした。2003年には三部リーグへの降格を経験し、2005年に二部リーグに復帰するも、下位に低迷していました。

ギャンブラーズの歴史

1975年に大阪外国語大学アメリカンフットボール同好会として創部したギャンブラーズは、翌1976年に、関西学生アメリカンフットボール連盟に加盟しました。1980年と1981年には近畿学生リーグ二部で優勝しますが、入れ替え戦で敗れ二部リーグに留まります。1981年には加盟大学の増加に伴い、三部リーグに降格。1992年に二部リーグに昇格しますが、1994年に再び三部リーグに降格。その後、二部リーグへの昇格と三部リーグへの降格を繰り返しました。

トライデンツの歴史

2008年、大阪大学と大阪外国語大学の統合により、ハーキュリーズとギャンブラーズが統合し、トライデンツが発足しました。同年には、京都産業大学とのプレーオフを制し、8年ぶりとなる二部リーグ優勝を達成。その後、長らく二部リーグ上位を維持しながらも優勝からは遠ざかっていました。しかし、2023年シーズンには6勝1敗という成績で優勝を果たし、ハーキュリーズ時代以来38年ぶりとなる一部リーグ昇格を決めました。しかし、2024年シーズンは全敗（0勝7敗）で最下位となっています。

脚注

公式ウェブサイト
公式ブログ
大阪大学トライデンツ - Facebook
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大阪大学トライデンツ - YouTubeチャンネル
関西学生アメリカンフットボール連盟

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