大阪市立南港緑小学校

大阪市立南港緑小学校について

大阪市立南港緑小学校（おおさかしりつ なんこうみどり しょうがっこう）は、大阪府大阪市住之江区の咲洲に位置していた公立の小学校です。この学校は、1980年に設立され、南港ポートタウンにおいて2番目の小学校として地域の教育を支えてきました。南港光小学校から分離して独立開校した南港緑小学校は、地域との結びつきを大切にし、老人会との交流や田植え体験などの活動を行っていました。それにより、子どもたちは地域社会の一員としての意識を育む場を提供されていたのです。

沿革

• - 1980年4月1日：大阪市立南港緑小学校として開校。最初は南港光小学校の仮校舎で授業が行われていました。
• - 1980年8月25日：現在地に校舎が完成し、そこへ移転。
• - 1980年9月1日：新しい校舎での授業が開始されました。
• - 1981年2月23日：この時点で、校歌と校章が制定され、学校の独自性を確立しました。
• - 1982年4月1日：隣接する大阪市立南港渚小学校を分離し、ますます地域とのつながりを強化。
• - 2018年3月31日：閉校。児童数の減少に伴い、近隣の南港渚小学校と統合し、小中一貫の南港みなみ小学校への改編が行われました。

跡地

閉校後、2019年にはこの地に大阪市立水都国際中学校・高等学校が開校しました。この学校は2022年以降、大阪府立水都国際中学校・高等学校として運営されています。南港緑小学校の跡地は「東学舎」と名付けられ、以前の校舎は解体され、現在はグラウンドとして利用されています。

通学区域

通学区域には、大阪市住之江区の南港中1丁目・2丁目、南港東5丁目が含まれていました。卒業生は大阪市立南港南中学校に進学しており、地域の教育につながりを保っていました。

交通

通学の便に関しては、ニュートラムのポートタウン東駅から南へ約600m、ポートタウン西駅から南東へ約800mの距離にあり、利用しやすい立地にありました。

出身者

この学校には元タレントで女優の林丹丹さんが在籍しており、彼女は小学校4年生までここでの学びを経験していました。ただし、卒業生ではありません。

関連項目

学校の廃校に関するテーマとして、『大阪府小学校の廃校一覧』や『咲洲』などがあります。そして、学校の公式リンクもあり、さらなる情報が求められる際に役立ちます。

このように、大阪市立南港緑小学校は地域と密接に関わりながら教育活動を展開し、地域社会に貢献してきた歴史を持つ学校でした。

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