大阪府道801号大阪吹田自転車道線

大阪府道801号大阪吹田自転車道線

大阪府道801号は、大阪市北区から吹田市にかけて走る自転車と歩行者専用の一般府道です。この道路は、全長20.1kmで、利用者が快適に環境を楽しみながら移動できるように設計されています。歩行者や自転車利用者に配慮された道筋は、地元住民はもちろん観光客にも人気のスポットです。

コースの概要

道は、北区に位置する国道25号の大江橋南詰交差点近辺からスタートします。ここから、中之島公園を横断し、天神橋を渡ります。続いて南天満公園を経て旧淀川（大川）右岸を通り、川崎橋を渡ると今度は左岸へと移動します。その後、桜之宮公園を通り毛馬まで進み、井川水門や毛馬閘門に近づきます。この先は淀川左岸の堤防を進み、目的地の鳥飼大橋へと向かいます。

中央環状線に沿って北に進む道は、万博記念公園まで続きます。この公園は1970年に開催された大阪万博で有名で、現在も多くの人が訪れる人気の観光地です。途中、都島区大東町三丁目付近で大阪府道803号（なにわ自転車道）と合流しますが、2019年にはおおさか東線の開通に伴い、淀川橋梁が複線化されたことにより旧来の歩道が閉鎖されました。これにより自転車利用者は注意が必要です。

守口市の大日町四丁目では、北河内サイクルラインと合流し、スムーズに走行できるようになっています。また、大阪市の河川にある備前島地下道を通ることで、京阪本線をくぐり、その後は大坂橋を経て大阪城公園へアクセスできるルートも設けられています。ただし、備前島地下道では自転車を降りる必要があり、少し迂回する形になります。

路線の特徴と周辺情報

陸上距離: 20.1km   起点: 大阪市北区中之島一丁目（大阪市役所前）   終点: 吹田市千里万博公園（万博記念公園野球場前付近）

この路線は「北大阪サイクルライン」や「北大阪周遊自転車道」としても知られています。道中には中之島遊歩道が設けられており、歩行者や自転車が安全に通行できるようになっています。中には、大江橋から堂島大橋に至る仮設遊歩道が設置されている部分もあり、工事による影響を受けた区間では利用者が安心して通行できるよう配慮されています。

コース沿いの桜之宮公園では、時折ホームレスの方々が簡易な住居を構えている光景も見られます。また、中央環状線沿いには信号や跨線橋が点在し、安全に運行するためのポイントが多数存在します。

この道路を利用することで、大阪市内の文化や自然を身近に感じながら快適に移動できることが魅力となっています。そんな魅力あふれる制度を活用し、ぜひあなたも自転車ツーリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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