大隅麓駅

大隅麓駅は、かつて鹿児島県垂水市牛根麓に位置していた、日本国有鉄道（国鉄）大隅線の駅です。1972年に開業し、大隅線の廃止とともに1987年にその役割を終えました。

1972年（昭和47年）9月9日: 古江線（後の大隅線）の海潟温泉駅 - 国分駅間の延伸開業に合わせて、大隅麓駅が開業しました。開業当初から無人駅として運営されていました。
1987年（昭和62年）3月14日: 大隅線が全線廃止となったことに伴い、大隅麓駅も廃駅となりました。

大隅麓駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅でした。駅舎は設けられず、ホーム上に待合所が設置されていました。無人駅であり、簡素な構造が特徴でした。この形態の駅は、終点の国分駅まで続いていました。

駅の廃止後、しばらくの間はほぼ完全な状態でその姿を残していましたが、2009年の時点では撤去され、その痕跡はほとんど見られなくなっています。

日本国有鉄道

大隅線

海潟温泉駅 - 大隅麓駅 - 大隅辺田駅

日本の鉄道駅一覧
廃駅

大隅麓駅は、大隅線の歴史と共にその姿を消しましたが、かつて地域の人々の足として活躍した証は、記録の中に残されています。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。