大鵬湾国際サーキット

大鵬湾国際サーキット

大鵬湾国際サーキットは、台湾南部の屏東県東港鎮に位置する国際規格のサーキットです。2011年10月9日にオープンし、「大鵬湾国際レジャー特区」の中核施設として、様々なモータースポーツイベントが開催されてきました。周辺にはマリンスポーツ施設や旧日本軍の地下坑道などがあり、観光スポットとしても注目されています。

コースの特徴

メインコースは全長3,527メートルで、国際レースに対応できる設計となっています。コースは分割して使用することができ、ナショナルトラック（全長1,960m）やオーバルコース（全長950mと435mの2種類）など、様々なコースレイアウトが可能です。旧日本海軍航空隊（東港海軍航空隊）の基地跡地に建設されたため、最大高低差はわずか40cmと、非常にフラットなコースが特徴です。そのため、初心者からプロまで幅広いレベルのドライバーが走りやすい環境となっています。

イベントと歴史

オープニングイベントでは、ミナルディの2シーターF1マシンがデモ走行を行い、大きな話題となりました。その後も、アジアロードレース選手権などの国際的なレースが開催され、アジアのモータースポーツシーンにおける重要なサーキットの一つとして認知されるようになりました。

2013年12月には、スーパー耐久のシリーズ戦が開催される予定でしたが、主催者と現地オーガナイザーとの間で交渉がまとまらず、最終的にはシリーズ戦ではなく、SUPER GTやスーパー耐久の一部チームを招待してのレースとなりました。このイベントは、台湾のモータースポーツファンにとって大きな盛り上がりを見せました。

一時閉鎖

2019年7月14日、大鵬湾国際サーキットは一旦営業を終了しました。今後の再開については、まだ発表されていません。

今後の展望

大鵬湾国際サーキットは、台湾のモータースポーツ発展に大きく貢献したサーキットです。一時閉鎖はされましたが、今後の再開と新たな展開が期待されています。再開後は、再び国際的なレースやイベントが開催されることで、台湾のモータースポーツシーンがさらに盛り上がることを願っています。

まとめ

• - 台湾・屏東県東港鎮にあるサーキット。
• - 2011年10月9日オープン。
• - 全長3527mのメインコース。
• - コース分割により様々なレイアウトが可能。
• - 旧海軍航空隊基地跡地に建設、フラットなコースが特徴。
• - アジアロードレース選手権などが開催された。
• - 2019年7月14日をもって一旦営業終了。

公式サイト：大鵬湾国際サーキット 公式サイト

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