アルバム『天地創造』に寄せて
2022年2月23日にリリースされた
THE ALFEE|THE_ALFEEの26枚目のオリジナル
アルバム『天地創造』は、約2年8ヶ月ぶりの新作です。本作には全12曲が収録されており、様々な音楽スタイルとメッセージが込められています。
アルバムタイトルには、
高見沢俊彦が語った「コロナ禍の後、新しい生活様式の中で、新しい世界を作っていかなければならない」という思いが反映されています。
本作の発表は、2021年に行われた
日本武道館公演で行われました。この公演は約2年ぶりの有観客公演となり、
アルバムに対する期待感を高めました。また、ツアーのタイトルにもこの
アルバム名が用いられています。
収録曲の詳細
1. 天地創造
「天地創造」は
アルバムのタイトル曲であり、独特のアコースティックな導入部が特徴です。編曲は
高見沢俊彦と本田優一郎が担当し、ストリングスには萩森英明が参加しています。本来は三人のコーラスから始まる予定でしたが、高見沢のアイデアで新たな要素が追加されています。
2. Funky Cat
この曲はダンスナンバーで、カッティング主体の
リフが印象的です。ベースは途中でチョッパーに切り替わり、録音は難しかったとメンバーが語っています。
3. 組曲: 時の方舟
『組曲: 時の方舟』は
THE ALFEE|THE_ALFEEとして久々に登場する組曲形式の楽曲で、8つのパートに分かれています。それぞれが異なるテーマを持ち、ストーリー性を感じさせる内容です。
4. My Life Goes On
この曲では、愛猫家と断捨離がテーマになっています。坂崎のボーカルによって歌われ、メンバー内では「ミケの曲」として親しまれています。
5. 振動α (Album Version)
69枚目の
シングル「
Joker -眠らない街-」のカップリング曲を
アルバム用に再録音されたバージョンです。
6. 別れの心象
高見沢俊彦と
鎌田雅人による編曲が施された、感情豊かな楽曲です。
68枚目の
シングルとしても知られるこの曲も、
アルバムに収められています。
8. 愛という存在
この曲は愛の多様性をテーマにした作品で、聴く人に深い感銘を与えます。
9. 風の時代
曲名は2023年のツアータイトルにもなっており、そのメッセージ性が注目されています。
10. Time Machine 〜恋のS・O・S
時間の流れを題材にしたこの楽曲は、聴く者に懐かしさを感じさせるものとなっています。
70枚目の
シングルの
アルバムバージョンで、アウトロには新たなギターソロが追加されています。
12. おくりもの
元々は高見沢のソロライブで初披露された曲で、映像作品でも話題となっていました。
特典内容
アルバムの初回限定盤には、さまざまな特典が用意されています。ライブ映像DVDやトークCDなど、ファンにとって貴重なコンテンツが収録されています。
『天地創造』は、
THE ALFEE|THE_ALFEEの音楽的成長を感じさせる作品であり、時代を反映した意義深い内容が詰まっております。この
アルバムを通して、聴き手は新たな視点で自身の生活や価値観を見つめ直すことができるでしょう。