天堂里砂

天堂里砂：二つの名を持つ物語紡ぎ手

天堂里砂（てんどう りさ）は、1980年12月4日生まれの日本の小説家です。彼女の文筆活動は、中央公論新社主催のC★NOVELS大賞で、さとみ桜名義で応募した『紺碧のパラディーゾ』が特別賞を受賞したことから始まりました。その後、作品は『紺碧のサリフィーラ』と改題され、天堂里砂名義でC★NOVELSファンタジアよりデビューを果たします。

また、さとみ桜名義では、KADOKAWA主催の第23回電撃小説大賞で『明治怪異新聞』が銀賞を受賞。こちらもタイトルを『明治あやかし新聞』と改め、メディアワークス文庫から刊行されました。

主な作品

彼女は、天堂里砂、さとみ桜という二つの名義で、数多くの作品を発表しています。以下に、それぞれの名義での主な作品を紹介します。

天堂里砂名義

C★NOVELSファンタジア（中央公論新社）より発行。

『紺碧のサリフィーラ』（イラスト：倉花千夏）
『砂漠の王子と風の精霊』（イラスト：山下ナナオ）
『桜花鬼譚』（イラスト：二星天）
『鏡ヶ原遺聞』 シリーズ（イラスト：ひだかなみ）-完結済
百鬼夜行の少年
登校途中の百物語
姫神の裔と鏡の伝説
『萬屋あやかし事件帖』 シリーズ（イラスト：ひだかなみ）-完結済
俺と下僕の妖怪退治
セーラー服と妖怪変化
妖虎の主人と金髪の神父
『ドラッグ・コート』　シリーズ（イラスト：香坂あきほ）-完結済
ドラッグ・コート 迷う仔猫と不思議な薬
ドラッグ・コート2 哀しいネズミと復讐の罠
ドラッグ・コート3 絡みあう毒蛇と光ある未来
『神様は突然やってくる』　シリーズ（イラスト：アオイ冬子）-完結済
神様は突然やってくる - 天然タラシ系神様現る
神様は突然やってくる2 - 少女の願いと記憶の欠片

C★NOVELS Mini（中央公論新社）より発行。

『オルフェイ船長の災難　紺碧のサリフィーラ外伝』
『まいごの×２　おやまのこ　萬屋あやかし事件帖 外伝』
『災難は突然やってくる　神様は突然やってくる』
『水の神・縹の疑問だらけの一日　神様は突然やってくる』
『水神様の夏祭　神様は突然やってくる』
『兄・一条祥吾の憂慮　神様は突然やってくる』
『一条杏奈の青葉ちゃん考察　神様は突然やってくる』

さとみ桜名義

メディアワークス文庫（KADOKAWA）より発行。

『明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業』（表紙：銀行）

中公文庫（中央公論新社）より発行。

『妖怪お宿稲荷荘』（表紙：紀伊カンナ）

マイナビ出版ファン文庫（マイナビ出版）より発行。

『帝都モノノ怪ガタリ』（表紙：Minoru）


天堂里砂、そしてさとみ桜として、彼女はファンタジー、妖怪、怪談など、多様なジャンルを手がけています。その作品世界は、読者を魅了し続けています。今後の活躍からも目が離せません。

外部リンク

* さとみ桜/天堂里砂 (@tendorisa) - X（旧Twitter）

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