太陽公園

太陽公園（たいようこうえん）

兵庫県姫路市の峰相山の山麓に位置する太陽公園は、テーマパークとしての魅力を提供しています。ここでは、世界中の著名な石の建造物や遺跡のレプリカが多数展示されており、訪れる人々に新たな発見や体験をもたらします。

園内の特徴

公園は大きく二つのエリアに分かれています。一つは「石のエリア」、もう一つは「城のエリア」です。1992年にオープンした「石のエリア」では、全長2キロメートルに及ぶ万里の長城や、1000体の兵馬俑が展示されている兵馬俑展示館が主な見どころです。その他にも、五百羅漢やイースター島のモアイ、エジプトのピラミッドとスフィンクスなど、多彩な石像が実物大で再現されています。

隣接する「城のエリア」は2009年にオープンし、そこで注目すべきは白鳥城です。この城はドイツのノイシュヴァンシュタイン城に似たデザインで、訪れる者に幻想的な景観を提供します。白鳥城へは専用のモノレールを利用するか、徒歩でのアプローチが可能です。モノレールの始発駅近くには、訪問の際に便利なレストランや土産物店が揃ったウェルカムハウス「スワン」もあります。

イベントや活動

太陽公園では、広大な敷地を活かした多様なイベントが開催されます。かつて行われていた「火祭り」や「お水取り」などの伝統行事のほか、最近ではスーパーカーや旧車の展示会、コスプレイベント、ミュージシャンのライブなど、さまざまなジャンルのイベントが行われています。これにより、訪れる人々は常に新しい体験を楽しむことができます。

運営と社会貢献

公園は社会福祉法人愛光社会福祉事業協会によって運営されており、特に障害者の雇用を支援することを目的としています。入場料をはじめとした収入は、障害者への給与などに充てられ、地域貢献にも積極的です。また、園内には福祉施設である三光園や愛光園も併設されており、地域との繋がりが感じられる場所となっています。

料金とアクセス

太陽公園の入場料金は、大人（高校生以上）が1,500円、小人（小学生及び中学生）および高齢者（75歳以上）が700円で、団体割引も用意されています。営業は毎日行われており、営業時間は9:00から17:00までです。

アクセスは、JR姫路駅から神姫バスを利用し、「緑台」行きで「打越新田・太陽公園北」で下車後、徒歩10分程度。また、「白鳥台」行きのバスも利用可能で、交通の利便性があります。

観光や学ぶ場としても充実している太陽公園は、姫路訪問の際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。

もう一度検索