奥山義行

奥山義行について

奥山義行（おくやま よしゆき）は、1970年5月3日生まれの日本の元陸上競技選手であり、元ロードレーサー、そしてスポーツインストラクターです。身長168cm、体重58kgで、山形県に生まれ、日本大学文理学部体育学科を卒業しました。

スポーツキャリアの始まり

奥山は幼少期から多様なスポーツに親しみ、野球、サッカー、水泳、スキー、相撲などを経験しました。その後、日本大学山形高等学校に進学し、短距離走に焦点を当て陸上競技を本格的に始めました。1989年には日本陸上競技選手権大会で200mの部で優勝し、100mでも2位に入賞するなどする快挙を達成しました。

1991年の日本選手権では200mで優勝し、世界陸上競技選手権の日本代表に選ばれました。この頃から彼の名は広まり始めます。

ロードレーサーへの転身

日本大学を卒業後、陸上競技から引退した奥山はバイクの世界へ転身し、1993年にはオートバイロードレースにおいて国内デビューを果たしました。その後、地方選手権で3回優勝し、最終的にシリーズランキングで4位を獲得するなど、レーサーとしても優れた成果を残しました。レーサー引退後はメカニックとしてスズキワークスに所属し、スーパーバイク世界選手権やMOTO-GPでのマシン開発に取り組みました。

SASUKEでの挑戦

奥山は「SASUKE」にも挑戦し、特に第19回大会から競技者としてのキャリアを積んでまいりました。彼の冷静な態度から「孤高の天才スプリンター」という名で知られています。第19回大会では初出場ながら壁を乗り越えられずに途中でタイムアップとなりましたが、その後の出場では常にクリアを果たしました。特に第24回大会では39歳にして史上最年長ファイナリストとなり、最終競技者としてFINALに挑んだものの、残り4メートルでタイムアップという惜しい結果になりました。

個人生活と指導者活動

奥山義行は二児の父であり、家庭を大切にしつつ、スポーツの指導にも注力しています。千葉市を拠点に「ウィニングファースト」というトレーニング指導の会社を設立し、代表兼コーチとして活動しています。彼の知識と経験を活かし、スポーツ選手の育成に貢献しています。

まとめ

奥山義行は、元陸上競技選手として世界の舞台で活躍し、バイクレーサーとしても成功を収め、さらにSASUKEの競技者として再びその名を知らしめました。彼の多様な経験は、スポーツインストラクターとしての信念や指導力に明らかに影響を与えていると言えるでしょう。今後も、彼の活躍に目が離せません。

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