奥州市コミュニティバス

奥州市コミュニティバス「Zバス」について

奥州市コミュニティバス、通称「Zバス」は、岩手県奥州市水沢地区を中心に運行しているコミュニティバスです。奥州市が主体となり、バス事業者に運行を委託しています。市民の生活を支える重要な足として、地域に密着した運行を行っています。

運行の歴史

運行開始当初は岩手県交通が受託していましたが、その後早池峰バスに移管されました。しかし、2017年4月には早池峰バスが岩手県交通に吸収合併されたため、再び岩手県交通が運行を受託する形となっています。

ICカードの導入

2024年12月18日からは、地域連携ICカード「Iwate Green Pass」が導入され、同時に交通系ICカード全国相互利用サービスによる利用も可能になる予定です。これにより、さらに利便性が向上することが期待されます。

運行路線

運行路線は、主に以下の通りです。

佐倉河線
日曜日・祝日は全便運休
水沢病院を起点とし、奥州市役所前、水沢駅通り、横町などを経由して佐倉河地区を結びます。一部区間では自由乗降が可能です。
2020年10月1日より、土曜日の午前便が運休となっています。

羽田線
毎日運行
水沢病院から奥州市役所前、水沢駅通りなどを経由し、羽田地区、水沢江刺駅方面を結びます。
2023年4月1日に一部区間の廃止と経路の変更が行われました。

見分森線
土曜日・日曜日・祝日は全便運休
月曜から金曜日にかけて運行便が異なります。
水沢病院から奥州市役所前、水沢駅通りなどを経由し、見分森地区を結びます。

南方線
月曜、水曜、金曜のみ運行（祝日の場合は運休）
水沢病院から奥州市役所などを経由し、南方地区を結びます。

廃止路線

羽田・黒石線
2023年4月1日に廃止されました。

運賃

運賃は、乗車するエリアによって異なります。以下の3つのエリア区分があり、それぞれのエリアをまたがって利用する場合に運賃が加算されます。

「中心部」エリア内のみの利用: 200円
「中心部」エリアと「〔…〕」エリア、または「〔…〕」エリアと「〈…〉」エリアをまたがっての利用: 300円
「中心部」エリアと「〈…〉」エリアをまたがっての利用: 400円

※自由乗降区間である「【…】」内は、上記のエリア区分に含まれます。

また、岩手県交通が発行するバスカードも利用可能です。ただし、岩手県北バスが発行するバスカードは2010年4月1日以降利用できなくなっています。

車両

運行には、岩手県交通が所有する小型車両が使用されています。当初はZバス専用の塗装が施された車両が使われていましたが、車両の代替に伴い、現在は岩手県交通の標準塗装の車両（路線・貸切両方の塗装）も使用されています。

関連情報

奥州市営バス（江刺地区内にて運行）
木村栄
岩手県交通
岩手県交通胆江営業所
早池峰バス
日本のコミュニティバス一覧

外部リンク

* 奥州市公式ホームページへのリンク'>コミュニティバス - 奥州市公式ホームページ

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