奥旨塾

奥旨塾太道（おうしじゅくたいどう）は、1988年に日本古伝正法不動禅少林寺拳法（現在の不動禅少林寺流拳法）から分派し設立された、日本の武道です。主に近畿地方を中心に活動を展開しており、正式名称は日本太道連盟奥旨塾といいます。代表者は中井道仁氏が務めています。

技術と特徴

太道の技術は、手足を駆使した打撃技が中心です。そのスタイルは、フルコンタクト空手に類似していると評されることもあります。しかし、太道は単なる打撃技の応酬ではなく、独自の身体操作や間合いの取り方など、武道としての奥深さも持ち合わせています。稽古では、基本動作の反復練習を通じて、体幹を鍛え、技の精度を高めることを重視しています。また、組手稽古を通して、実戦における対応能力や判断力を養います。

競技としての太道

太道の試合は、フルコンタクトルールを採用しています。選手は、拳にはグローブを着用し、顔面にはスーパーセーフを装着して試合に臨みます。攻撃手段は打撃のみに限定されており、掴みや投げ技は禁止されています。試合では、いかに相手に有効な打撃を当てるか、また、相手の攻撃をかわし、耐え抜くかが鍵となります。そのため、試合はスタミナ勝負になることが多く、選手の打たれ強さや持久力が勝敗を左右する重要な要素となります。

太道の試合は、技術だけでなく、精神力も試される場です。試合を通して、選手は自らを鍛え、成長していくことが期待されています。

外部リンク

日本太道連盟奥旨塾

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