奥村光一

奥村光一（おくむらこういち）のプロフィール

奥村光一は、1999年12月24日に静岡県清水市（現：静岡市清水区）で生まれたプロ野球選手で、埼玉西武ライオンズに所属する外野手です。右投右打の選手であり、スピードが特長です。

経歴

プロ入り前

奥村は静岡市立清水船越小学校の2年生から野球を始め、その後、東海大学付属静岡翔洋高等学校に進学しました。高校では3年生時に主力選手として活躍しましたが、進学した大学では出場機会がほとんどなく、3年生の頃には指導者からプロへの道を断念し、就職活動を勧められることもありました。

BC・群馬時代

しかし奥村は野球を続ける道を選び、2021年2月にベースボール・チャレンジ・リーグの群馬ダイヤモンドペガサスに選手として入団しました。当初は練習生としてスタートしましたが、5月には契約選手に昇格。その間も、東海大学には通い続け、リモート授業を受けていました。2021年シーズンには40試合に出場し、打率.372、3本塁打を記録し、地区首位打者に輝きました。

2022年には背番号を変更し、61試合に出場して打率.339、4本塁打、31盗塁を記録。特に盗塁数は前年から大幅に増え、リーグ4位にランクインしました。同年、NPBの球団から調査書も届くなど注目され、埼玉西武ライオンズの入団テストにも参加しましたが、ドラフトでは指名を逃しました。

2023年は体重を10kg減量し、よりシャープなフィジカルを手に入れ、33盗塁で北地区の最多盗塁を獲得。リーグのベストナインに選ばれるなど、飛躍の年となりました。そして再び埼玉西武ライオンズの入団テストを受け、トップクラスの走力を示し、10月26日のドラフトで育成選手として指名を受け正式に入団しました。

西武時代

2024年には、イースタン・リーグで打率.219、6盗塁を記録した後、6月9日に支配下選手登録されます。この日は阪神タイガース戦で1番・中堅手としてスタメン出場し、プロ入り初出場を果たしました。初安打と初打点も同月中に達成し、ヒーローインタビューにも選ばれるなど、記念すべき年となりました。

選手としての特徴

奥村は持ち味の俊足が大きな武器であり、50メートルを5秒8で駆け抜けるスピードを誇ります。このスピードを活かし、盗塁や外野の守備に貢献しています。

人物

趣味はウエイトトレーニングで、特に太腿の筋肉に自信を持っています。また、自身のニックネームに「オクーニャ」を提案し、話題になることもあります。

詳細情報

2023年シーズン終了時の打撃成績は、印象に残る実績として、後の選手生活における重要な指標となるでしょう。今後の奥村光一選手の成長と活躍に期待が高まります。

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