奥村野乃花

奥村野乃花:アイドルからプロデューサー



奥村野乃花(おくむら ののか)は、2001年1月4日生まれの日本のアイドルプロデューサーです。かつては人気アイドルグループ「虹のコンキスタドール」のメンバーとして活動し、コスプレイヤーチーム、広報部長、構成作家としても多彩な才能を発揮しました。愛称は「ののた」。

アイドルとしてのキャリア



2014年、奥村は「つくドル!プロジェクト」への応募をきっかけにアイドル活動を開始しました。アイドルへの強い憧れと「自分を変えたい」という思いから、家族に内緒でオーディションに挑戦。その際、全身写真を撮影するために、壁にスマートフォンをガムテープで貼り付けてタイマー撮影するというエピソードも残っています。

同年7月14日、虹のコンキスタドールとしてデビューし、8月にはTOKYO IDOL FESTIVALでお披露目を果たしました。グループの1stシングルでは、的場華鈴と共に「ちゅーにーず」としてラップを担当。2015年には、アニカンでのコラム連載を開始し、アイドル現場の裏側をレポートするユニークな活動も展開しました。

また、ソロとしても活躍し、アイドル横丁祭の「中学生うた姫決定戦」ではSEKAI NO OWARIの「Dragon Night」を熱唱。フジテレビの番組では公式レポーターを務め、タイで開催された「Anime Festival Asia」にも出演するなど、国内外で活動の幅を広げました。虹のコンキスタドールの内部ユニット対抗戦では、個人、総合ともに1位を獲得し、ソロ写真集の発売も決定。グループのシングルではソロパートを担当し、ファンを喜ばせました。

2016年には、N高等学校に入学し、学業とアイドル活動を両立。憧れの存在であったSUPER☆GiRLSの前島亜美との共演も果たしました。グループ内での存在感を増し、シングルではセンターに近いポジションを務めました。

2017年には、自身の誕生日イベントで前島亜美がカバーした「センチメンタル・ジャーニー」を披露。グループのシングルではセンターポジションを務め、ジャケット写真でも大きくフィーチャーされました。FM-FUJIのラジオ番組ではパーソナリティとしても活動し、フランスで開催された「Japan Expo」にも出演するなど、多岐にわたる活動を展開しました。同年10月、グループ卒業を発表し、アイドルとしての目標を達成したと語っています。

プロデューサーとしての新たな挑戦



2018年1月、卒業イベントとワンマンライブを開催し、アイドルとしての活動に区切りをつけました。2019年2月には、アイドルプロデューサー見習いとしてアイドル界に復帰。同年7月にはアイドルプロデューサーに就任し、初のプロデュースグループとして「リルネード」をデビューさせました。

人物像



奥村は、自身のことを「アイドルヲタクの進化系」と表現するほどのアイドル好きです。将来の夢は特撮ヒロインとラジオパーソナリティ。特撮作品「特命戦隊ゴーバスターズ」の大ファンです。アイドルとしての目標には、「味の素スタジアムでのライブ」や「47都道府県制覇」を掲げています。

趣味はアイドル研究で、SUPER☆GiRLSの前島亜美を小学生の頃から尊敬しています。「ののた」という愛称も、前島亜美本人に付けてもらったものです。その他、乙女新党其原有沙虹のコンキスタドールのメンバーである長田美成などを推しています。特に長田美成には熱烈なラブコールを送るほどです。

虹のコンキスタドールのメンバーである的場華鈴とは、「ちゅーにーず」としてコンビを組むなど親交が深く、広報部長としてツイートやアイドルとの交流を積極的に行いました。

また、Party Rockets GTの菊地史夏、SUPER☆GiRLS浅川梨奈など、多くのアイドルと親交があります。

ファン目線でのアイドル活動を理解しており、自身の父親もアイドルファンであることや、一人っ子であること、猫を4匹飼っていること、好きな食べ物がいくらとせんべいであることなど、パーソナルな一面も持ち合わせています。人見知りな一面もありますが、「アイドルののたモード」の時は、それを感じさせないパフォーマンスを発揮します。

出演作品



奥村は映画「聖ゾンビ女学院」に出演したほか、テレビ番組「いらこん」ではレポーターを務め、ラジオ番組「GIRLS♥GIRLS♥GIRLS =FULL BOOST= 虹コンの征服ちゅうずでぃ」ではパーソナリティを務めました。雑誌「週刊アスキー」ではソロ表紙を飾り、「週刊ヤングジャンプ」では巻頭グラビアを飾るなど、多方面で活躍しました。

まとめ



奥村野乃花は、アイドルとしての経験と深い知識を活かし、現在はアイドルプロデューサーとして活躍しています。彼女の今後の活躍から目が離せません。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。