妙音通駅

妙音通駅（みょうおんどおりえき）

妙音通駅は名古屋市瑞穂区妙音通3丁目に位置する名古屋市営地下鉄名城線の駅です。駅の番号はM24で、特徴的なアクセントカラーは紫色です。

駅の歴史

この駅は1974年3月30日に4号線の駅として開業しました。2004年には4号線が名城線に改称され、駅名もそのまま引き継がれました。かつてはその名の通り4号線の一部でありましたが、その後の名称変更で名城線の一部となりました。2008年には駅舎のバリアフリー工事が完成し、エレベーターが設置され、同時にトイレもバリアフリー対応に改造されました。2021年には可動式ホーム柵が導入され、より安全な乗降が可能となりました。2番線での使用開始は2月7日、1番線での使用開始は2月14日でした。

駅の構造

妙音通駅は相対式ホームを持つ地下駅で、2面のホームと2線から構成されています。地上に出るための出入り口は2ヶ所あり、エレベーターは1番出入口の近くに位置しています。バリアフリー工事によって設けられたこのエレベーターは、乗降客にとって大きな利便性を提供しています。駅の管理は名城線南部駅務区の金山管区駅が担当しています。

駅の新瑞橋寄りには、保線作業のための作業用車両が留置される場所があります。

利用状況

2019年度のデータによると、妙音通駅の1日あたりの平均乗車人員は2,080人であり、名古屋市営地下鉄の駅の中では最も利用者が少ない駅の一つです。この背景には、隣接する新瑞橋駅や堀田駅、さらに名鉄の堀田駅や呼続駅が近いことが影響していると考えられます。ただし、名鉄呼続駅よりも乗車数は多いことが特徴です。

駅周辺環境

駅は瑞穂区に所在しますが、すぐ西側の山崎川を渡れば南区となります。名鉄名古屋本線の直下を通るものの、名古屋本線に直結する駅は存在せず、近隣の呼続駅が最寄の駅となります。この呼続駅は、当駅から川を渡って徒歩約6分の距離にあるため、アクセスが良好です。しかし、ここでは崎普通電車のみが停車し、当駅への乗り換えはあまり利用されていません。

さらに、周辺施設としては名古屋市立井戸田小学校や名古屋惣作郵便局があります。また、愛知県道221号（妙音通）も駅の近くに通っておりアクセスの利便性を高めています。

バス路線

2015年4月1日以降、駅の近くには接続するバス路線は存在していません。最寄りのバス停は「妙音通二丁目」で、駅から少し西方向に離れた場所にあります。それ以前には「妙音通4丁目」が最寄停留所だった時期もあります。その際には名古屋市交通局によって運行されるいくつかのバス路線がありました。

隣の駅

名古屋市営地下鉄名城線では、新瑞橋駅（M23）と堀田駅（M25）があり、妙音通駅はその間に位置しています。

このように妙音通駅は、改良されたバリアフリー環境を整えつつ、周辺の交通利便性に恵まれた地域に位置しています。

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