姥ヶ山インターチェンジ

姥ヶ山インターチェンジ

姥ヶ山インターチェンジは、新潟県新潟市中央区姥ケ山に位置する、国道49号（重複：国道403号・国道459号）亀田バイパスのインターチェンジです。

現状と課題

近年、インターチェンジ周辺に大型商業施設が多数立地し、新潟県スポーツ公園へのアクセスも集中することから、慢性的な交通渋滞が発生しています。この渋滞は、本線にまで及ぶ深刻な状況であり、交通事故の原因にもなっています。

改良事業

国土交通省新潟国道事務所は、この渋滞を緩和し、交通事故を削減するため、2009年度（平成21年度）に「姥ヶ山事故対策」として改良工事を開始しました。

主な改良内容は、以下の通りです。

上り車線（横越・新津方面）のオンランプ・オフランプを東側へループ状に延伸
オフランプを立体化し、滞留長を確保

また、新潟市も、インターチェンジに接続する新潟市道嘉瀬蔵岡線2号（都市計画道路鳥屋野潟南部東西線・姥ケ山本所線）の一部拡幅を合わせて実施します。インターチェンジの立体交差部も拡幅対象ですが、ボックス形式のため、高架橋に改築されます。

工事は以下の手順で進められました。

1. 上りランプをオン→オフの順で仮設ルートに切り替え
2. 上りランプ施設を撤去し、跡地に2車線分の幅がある高架橋を建設（完成時にオフランプ高架橋となる）
3. 上り本線を切り回し
4. 上り本線部分のボックスを取り壊し、新上り本線高架橋を建設
5. 下り本線を新上り本線高架橋へ切り回し
6. 残っているボックス部分を取り壊し、新下り本線高架橋を建設
7. 下り本線を新下り本線高架橋へ切り回して復旧
8. 上り本線を新上り本線高架橋へ切り回して復旧
9. 上りランプをオフ→オンの順で本設ルートに切り回して完成

路線データ

路線名：一般国道49号亀田バイパス
箇所：新潟県新潟市中央区姥ケ山
延長：0.7 km
道路規格：第3種第1級
設計速度：80 km/h（本線）、40 km/h（ランプ）

歴史

1973年（昭和48年）：開通
2009年度（平成21年度）：姥ヶ山事故対策事業化・用地着手
2011年（平成23年）1月4日：都市計画決定
2011年度（平成23年度）：姥ヶ山事故対策工事着手
2014年（平成26年）
3月16日：亀田方面ONランプを切り替え
3月29日：亀田方面OFFランプを切り替え
2021年（令和3年）
7月1日：下り線本線を切り替え
10月1日：上り線本線を切り替え
12月22日：上り線オフランプが開通
2022年（令和4年）3月10日：上り線オンランプが開通
2023年（令和5年）12月2日：下り線オフランプに常時左折化の左折レーンを新設

接続する道路

新潟市道嘉瀬蔵岡線2号

周辺施設

アークプラザ新潟
スーパーセンタームサシ 新潟店
アークオアシスデザイン新潟店
ケーズデンキ 新潟南店
イオンモール新潟亀田

隣接するインターチェンジ

国道49号亀田バイパス

新潟亀田IC - 姥ヶ山IC - 簡易型出口 - 紫竹山IC

備考

姥ヶ山IC - 紫竹山IC間に紫竹山IC方面からの簡易型出口があります。
* 2014年3月以前は、方面案内標識で新潟県道290号曽野木一日市線と接続している旨が誤って表示されていました。県道290号はインターチェンジの北側を経由しており、直接接続はしていません。

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