学校のコワイうわさ 花子さんがきた!! (ゲーム)

学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!

概要

『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』は、アニメを原作としたアドベンチャーゲームです。1995年8月11日にカプコンからセガサターン及びPlayStation向けに発売され、その後、他のプラットフォームでも展開されました。ゲーム内容は基本的に共通していますが、各機種においては画面サイズやミニゲームの難易度などの違いがあります。

本作は、特に低年齢層のプレイヤーにとってはクリアしやすい一本のストーリーが用意されています。一方で、高年齢層に向けた難易度の高いミニゲームも存在し、ゲームバランスにやや乱れが見られます。あるゲームライターは、子供たちが家族と一緒に楽しむことを目的に作られたのではないかと推測しています。

各ストーリーの締めくくりには、おばけを封じるためのミニゲームが存在し、そのクリア次第で物語が進行します。運による要素も多く、攻略法が見えにくい部分も多いのが特徴です。

ストーリー

物語は、小学生のヒロシくんが花子さんに会ったと嘘をついたことから始まります。彼は放課後に公衆電話で花子さんを呼び出そうとしますが、番号を知らずに適当な「0」のみの番号をかけてしまいます。すると、悪霊たちの封印が解かれてしまい、このままでは日の出前に霊界とこの世の門が開かれてしまいます。

そこで、ヒロシと仲間たちは、学校内に隠された7つの鏡の破片を集めて悪霊たちを封じる大冒険に乗り出します。物語を進める中で、彼らは花子さんと共に様々な悪霊と戦うことになります。

登場人物

• - 花子さん: 全国的に有名なおばけの少女で、悪霊たちから仲間たちを守る頼もしい存在です。ゲーム内では度々プレイヤーを助けてくれます。
• - ほわほわ: 花子さんの友達で、特異な外見を持つ可愛い仲間。ゲーム中はプレイヤーと共に悪霊と闘います。
• - ヒロシ: 怖いものが大好きな小学5年生。花子さんの噂を語ったせいで事件に巻き込まれてしまいます。
• - マミ: ヒロシの友達で、物語の中では彼女が一番しっかり者です。
• - ノブヤ: ヒロシたちの仲間で、おっちょこちょいな部分がありますが、仲間思いです。
• - 世未さん: 花子さんのライバルで、シリーズの中盤から登場します。
• - テケテケ: 速く走り回るおばけで、ややいたずら好きなキャラクター。
• - トンカラトン: 脅しながら現れる特異なキャラクターで、物語において重要な役割を果たします。

さらに多くのキャラクターが登場し、彼らとのやり取りが物語に多様性をもたらしています。

ゲームオーバーの条件

プレイヤーが日の出である5:00までに特定の場所に到達できない場合や、ノブヤが誘拐された際に特定の場所で襲われた場合、ゲームオーバーとなります。

アニメーション要素

ゲームの途中でフジテレビ系『ポンキッキーズ』内で放映されたアニメ版『花子さんがきた!!』を視聴することができ、全4話のアニメが用意されています。これにより、ゲーム体験がさらに充実したものとなっています。また、すでに見たアニメは視聴覚室から再度確認可能です。

まとめ

『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』は、恐怖と楽しさを兼ね備えたユニークな冒険ゲームで、さまざまなおばけと仲間たちとの交流を通じてプレイヤーを魅了しています。

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