学校の怪談一覧

学校の怪談一覧

学校の怪談とは、主に学校を舞台とする怪談や都市伝説の総称です。子供たちの間で語り継がれることが多く、その内容は多岐にわたります。

主な怪談・噂話

校舎の怪

墓地の上の学校
校庭に墓地が出現する。これは、学校がかつて墓地だった場所に建てられたという設定に基づきます。夜になると人魂が現れたり、校庭を掘ると墓石が出てくるという噂もあります。

旧校舎の怪
夜中に忽然と現れる旧校舎。そこでは幽霊や妖怪が授業を受けていると言われ、迷い込むと二度と戻れないとされています。
誰もいない廊下で足音が聞こえ、振り返ると足だけが歩いているという怪奇現象も報告されています。
生首が廊下を飛び回る、テケテケが襲ってくる、といった直接的な恐怖を煽る話も存在します。

恐怖の階段

異世界に続く階段
夜、忘れ物を取りに教室へ向かい、階段を降り始めるが、いつまで経っても1階に到着せず、行方不明になってしまうという話です。
3階建ての校舎に、なぜか4階へ続く階段が現れるという奇妙な現象も語られます。その階段を上ると、元の世界には戻れないと言われています。
階段の段数が夜中に変わるという話もあります。12段の階段が13段に増え、13段目には首吊り用のロープが下がっている、あるいは13段目を踏むと冥界に連れて行かれるなど、様々なバリエーションが存在します。

トイレの怪異

トイレの花子さん
学校の怪談の中でも特に有名な花子さん。トイレに現れる幽霊として知られています。
赤いマント・青いマント
トイレで「赤マントにしようか、青マントにしようか？」と問いかける声が聞こえるという怪談です。
その他のトイレの怪異
赤い紙、青い紙、ヨジババ、青坊主など、トイレにまつわる様々な怪異譚が存在します。和式トイレから首だけ出して睨む妖怪の話もあります。

異境の体育館

バスケットゴールの下で転ぶと消えてしまう、真夜中に練習試合をするといつの間にか人が消えている、といった体育館ならではの怪談もあります。消えた生徒はボールや生首になっているというパターンもあります。
死んだ生徒や教師が、ボールや縄跳びなどを落としてくるという話も存在します。

理科室の怪談

夜中に標本や剥製が動き出すという定番の怪談です。骸骨や人体模型が校舎を徘徊したり、ホルマリン漬けの動物が瓶から出て動き回るといった描写が一般的です。

音楽室の恐怖

ピアノの霊
誰もいない音楽室からピアノの音が聞こえたり、ひとりでにピアノが鳴り出すという怪談です。天井から滴る血が鍵盤を叩くという、よりショッキングなバージョンも存在します。
死を呼ぶ演奏
特定の曲（「月光」や「エリーゼのために」など）を4回聞くと死んでしまうという、音楽室ならではの怪談です。
作曲家の肖像
夜になるとベートーヴェンやバッハなどの肖像画の目が動いたり、光ったり、表情が変化するという怪談もよく知られています。

美術室の怪異

動くデッサン人形
デッサン人形が踊り出すという怪談。ペアで踊るというバージョンもあります。
『モナ・リザ』の怪
『モナ・リザ』の目が動いたり、眉毛が生えてくるという怪談です。
描き足される絵
死んだ生徒が残した絵が、日に日に加筆されていくという話。毎晩、死んだ生徒が絵に手を加えていると言われています。

その他の施設の怪談

プールで何者かに足を引っ張られる、無人の放送室から突然放送が流れる、家庭科室で包丁が飛び回るなど、様々な場所で怪現象が起こるとされています。
魔の鏡
合わせ鏡の中に顔を入れると死ぬ、特定の時間に鏡を見ると引き込まれる、自分の死に顔が映るなど、鏡にまつわる怪談も多く存在します。

戦争の霊

学校が戦時中に兵士の駐屯地や避難場所として使われたことから、戦争で亡くなった人々の霊が現れるという怪談も多く語られています。空襲の犠牲者の霊や、真夜中に現れる日本兵の霊などがその代表例です。

生徒や教師の霊

体育館で幻覚を見る、夜の校庭に落武者の亡霊が現れる、子供の霊が生首でリフティングをするなど、生徒や教師の霊にまつわる怪談も存在します。

夜動く二宮金次郎像

二宮金次郎像が夜中に動き出すという怪談。薪の数が減ったり、本を読んだり、校庭を走り回ったりすると言われています。

通学路の恐怖

三時ババア、紫ババア、口裂け女など、通学路に現れる怪しい人物や妖怪にまつわる怪談も多く存在します。

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