宇佐インターチェンジ

宇佐インターチェンジ：東九州自動車道の要衝

宇佐インターチェンジ（宇佐IC）は大分県宇佐市に位置し、東九州自動車道に属する重要なインターチェンジです。東九州自動車道と宇佐別府道路、国道10号宇佐道路が接続する交通の要衝として、地域社会や経済活動を支えています。

歴史と発展

宇佐ICは、1994年12月15日、宇佐別府道路と宇佐道路の開通と同時に供用を開始しました。当初は宇佐別府道路と宇佐道路の接続点でしたが、東九州自動車道の延伸計画に伴い、その役割は大きく変化していきます。

2012年には、椎田南ICから宇佐ICまでの東九州自動車道新設工事が事業認定され、2014年には土地収用法に基づく行政代執行が行われました。同年9月には、院内本線料金所が廃止され、宇佐料金所が新設されました。

2015年3月1日、東九州自動車道の豊前IC～宇佐IC間が開通したことで、宇佐ICは東九州自動車道との接続点へと移行。これにより、宇佐別府道路の宇佐IC～院内IC間は1.5km短縮され、複雑なランプウェイを持つ宇佐道路とのジャンクション機能を兼ね備えた、より効率的なインターチェンジへと生まれ変わりました。近年では、2020年12月13日より、宇佐ICから院内IC間の宇佐道路4車線化工事が進められています。

周辺環境

宇佐IC周辺は、宇佐市の中心地に近く、歴史的にも文化的なスポットが数多く存在します。宇佐市役所、宇佐神宮といった公共施設や観光名所をはじめ、大分県立宇佐産業科学高等学校、大分県立宇佐高等学校、柳ヶ浦高等学校など教育機関も近隣に位置しています。

道路接続

宇佐ICは、以下の道路と直接接続しています。

国道10号（宇佐道路）
大分県道625号宇佐インター線

間接接続道路としては国道387号があります。

料金所

宇佐ICの料金所は、入口と出口それぞれに2ブースずつ設置されています。ETC専用レーンと一般レーンが整備され、スムーズな料金支払いをサポートしています。

入口：ETC専用1ブース、ETC/一般1ブース
出口：ETC専用1ブース、一般1ブース

隣接インターチェンジ

宇佐ICに隣接するインターチェンジは以下の通りです。

E10 東九州自動車道：（8）中津IC - （9）宇佐IC - （9-1）院内IC
国道10号宇佐道路：四日市IC - （9）宇佐IC

まとめ

宇佐ICは、東九州自動車道の重要な拠点として、地域社会の発展に貢献しています。今後も、道路整備の進展や周辺地域の発展と共に、その役割はますます重要性を増していくでしょう。今後、周辺地域の開発や観光客の増加に伴い、交通量の増加が見込まれます。さらなる利便性向上のための整備が期待されます。

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