宇部市俵田翁記念体育館

宇部市俵田翁記念体育館

宇部市俵田翁記念体育館は、山口県宇部市にある多目的体育館です。宇部市が所有し、宇部市スポーツ協会グループが指定管理者として管理・運営を行っています。

歴史

1959年（昭和34年）に、宇部興産（現在のUBE株式会社）の創立60周年記念事業の一環として建設されました。宇部興産から宇部市への寄付によって建設された経緯から、同社の初代社長である俵田明氏の功績を称え、渡辺翁記念会館に続き、経営者の名前を冠した「俵田翁記念体育館」と命名されました。

概要

体育館は、恩田運動公園の一角に位置していますが、条例上は恩田運動公園の施設とは別の扱いとなっています。ただし、指定管理においては、恩田運動公園の各施設と一体的に管理されています。

2011年（平成23年）に開催されたおいでませ!山口国体では、バレーボール（少年男子）の主会場として使用されました。そのため、2010年（平成22年）1月から改修工事が行われ、2018年から2019年にかけては耐震化工事のため休館となりました。

過去には、ライジングゼファーフクオカ（bjリーグ時代）の公式戦が開催されたこともあります。2021年からは、B3.LEAGUEに所属する山口パッツファイブのホームアリーナとして利用されています。

施設概要

体育館は、40m×40mの板張りフロアを持つ多目的アリーナで、三方を観客席、一方を常設ステージが囲む構造となっています。バレーボールやバスケットボールならば2面、バドミントン、インディアカ、ソフトバレーならば8面のコートを確保できます。また、卓球台はステージを含めて最大30台まで設置可能です。

観客席は3,000人を収容でき、アリーナに移動座席を設置することで最大4,000席まで増やすことができます。さらに、ロビーの一角にはボルダリング施設も備えられています。

利用可能時間: 午前8時から午後10時
休館日: 12月29日から1月3日
駐車場: 111台

アクセス

JR宇部線 東新川駅下車徒歩18分
宇部市交通局 めぐりーな（東部市内循環線）「恩田運動公園」バス停下車徒歩5分
宇部市交通局 東方面 「恩田」バス停下車徒歩7分

周辺施設

渡辺翁記念会館: UBEの前身である冲ノ山炭鉱組合創業者の渡辺祐策氏を顕彰するために建設された文化ホール。

外部リンク

俵田翁記念体育館（宇部市観光・シティプロモーション推進部 文化・スポーツ振興課）
* 俵田翁記念体育館（公益財団法人宇部市体育協会）

[URL1]: https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kankou/miru/sports/1008774.html
[URL2]: https://www.ubetaikyo.or.jp/facilities/%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E4%BC%9A%E5%A0%B4%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%EF%BC%81/

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