宇部72カントリークラブ

宇部72カントリークラブの概要と沿革

宇部72カントリークラブ（うべセブンツーカントリークラブ）は、山口県山口市阿知須町に位置する会員制のゴルフ場です。広大な敷地に72ホール、4つのコースを備え、西日本では最大規模を誇ります。運営は宇部興産の完全子会社である宇部興産開発によって行われており、多くの名誉あるゴルフトーナメントが開催されてきました。

このゴルフ場の理事長は長廣眞臣氏、支配人は寺西直康氏が務めています。また、ゴルフ連盟であるJGA（日本ゴルフ協会）およびCGU（日本ゴルフ界）に加盟しており、競技ゴルフの認知度を高める役割も果たしています。所在地は〒754-1257山口県山口市阿知須町源河で、アクセスも良好です。

コース情報

宇部72カントリークラブは4つのコース、万年池東コース、万年池西コース、江畑池コース、阿知須コースで構成されており、それぞれが個性的なレイアウトを持っています。コースの中には、1995年に日本女子オープンゴルフ選手権が開催された万年池西コースもあり、多くの人々に親しまれています。また、1998年には日本シニアオープンゴルフ選手権も開催され、ゴルフトーナメントの舞台としても有名です。

沿革

宇部72カントリークラブの歴史は1960年に始まり、最初の阿知須コースが開場しました。続いて、1967年には万年池東コースが開場し、元首相の岸信介氏による始球式で賑わいを見せました。1975年に万年池西コースが、2000年には江畑池コースが開場し、今の形が完成しました。

さらに、2019年には宇部興産開発がゴルフ場の運営を分割し、「株式会社宇部72カントリークラブ」として業務を進めることを発表しました。そして2020年に運営権が市川興業に譲渡され、現在に至ります。

提携ホテル

宇部72カントリークラブには提携ホテル「宇部72アジスパホテル」が併設されており、ゴルフの合間やプレー後のリラックスタイムを提供しています。このホテルは、ゴルフ場へのアクセスが非常に良い位置にあり、プレイヤーにとって嬉しい存在です。

交通アクセス

交通の便も整っており、山口宇部道路の阿知須ICからわずか2km、JR新山口駅からは車で15分と非常に近いです。また、山口宇部空港からも約15分でアクセスできるため、観光やビジネスで訪れる人々にも利用しやすい立地にあります。

姉妹コース

宇部72カントリークラブは、他のゴルフ場とも提携しており、姉妹コースには、札幌カントリー倶楽部や姉ヶ崎カントリー倶楽部、グランベール京都ゴルフ倶楽部、琉球ゴルフ倶楽部、玄海ゴルフクラブ、筑紫野カントリークラブなどがあります。これにより、様々な地域のゴルファーと交流が促進されています。

宇部72カントリークラブは、その豊かな自然環境の中で、ゴルフの楽しみを提供し続けています。多彩なコースや施設の充実、アクセスの良さにより、訪れる人々にとって素晴らしい体験となるでしょう。

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