安乗漢

安乗漢（アン・スンハン）について

安乗漢（アン・スンハン）は1992年1月25日生まれで、ソウル特別市出身のプロ野球選手です。彼は捕手として大韓民国のプロ野球で活躍し、KTウィズと斗山ベアーズの両チームでプレーしてきました。

KTウィズ時代

安乗漢は2014年にKTウィズによって特別指名を受け、同年の文相澈や安重烈、金秉熙、沈佑俊と共にプロ入りしました。当時KTウィズは新生チームとして、他チームから追加指名を受ける権利を持っていました。しかし、彼がプロ入りした年はKTウィズが一軍に加盟しておらず、二軍での生活が続きました。そのシーズンにおける彼の成績は、37試合で50打数17安打（2本塁打）、打率は3割4分0厘、打点は13を記録し、OPS（出塁率と長打率の和）は1.002に達しました。

2015年には、ロッテ・ジャイアンツからトレードで加入した張成宇が主戦捕手となり、金鐘民や尹耀涉もバックアップとして活躍していたため、安乗漢は一軍に昇格することができませんでした。この年のシーズン終了後は、社会服務要員として3年間の軍服務を行い、2018年に除隊後チームに復帰しました。

復帰した2019年には、6月13日に一軍に上がり、翌日の試合で初出場を果たしました。6月15日の三星ライオンズ戦では、一軍初打席で安打を放ち、その後の適時打で初得点も記録しました。この年は主にウィリアム・クエバス選手の専用捕手としてプレーしましたが、2020年は許道煥や李弘救選手の加入により一軍出場がありませんでした。

2021年のシーズン終盤では、柳元相、李弘救、李輔根、金到賢らと共にウェーバー公示され、KTウィズを退団しました。

斗山ベアーズ時代

退団後の2022年1月19日、安乗漢は斗山ベアーズの入団テストに合格し、年俸3200万ウォンの単年契約を結びました。同年の7月10日には一軍に登録され、その日のLGツインズ戦で代打として初出場しますが、空振り三振に終わりました。
その後、7月28日のロッテ・ジャイアンツ戦では移籍後初のスタメン出場を果たしました。試合の3回裏、2死満塁の場面でチャーリー・バーンズ選手の初球をレフト前に打ち返し、1041日ぶりのヒットを記録しました。また、この安打は移籍後初のものとなり、同年8月16日の水原での三星ライオンズ戦以来1077日ぶりの打点も記録しました。

通算記録の背番号

安乗漢が着用した背番号は、2014年から2015年までは11、2018年には30、2019年から2020年までが5、2021年には9、そして2022年から現在は20となっています。

安乗漢はそのキャリアを通じて、プロ野球選手としての成長を続けており、彼の活躍は多くのファンに期待されています。

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