安原橋

安原橋（やすはらはし）

安原橋は、福島県郡山市の阿武隈川に架かる道路橋で、郡山市道1-56号赤沼方八町線（美術館通り）に位置しています。この橋は1984年に竣工され、現在も多くの車両が通行する重要な交通路です。全長は188.0メートルで、主径間は46.9メートルです。

橋の構造

安原橋は4径間の鋼連続鈑桁橋という形式を採用しています。この構造により、耐久性が高く、交通量の増加にも対応できる設計となっています。橋の幅員は十分に広く、片側2車線の通行が可能です。これにより、交通渋滞を軽減し、地域住民の移動を円滑にしています。

位置と交差路

この橋は郡山市の中心市街地の東側に位置し、阿武隈川を跨いでいます。東側の端は郡山市安原町字南川原に、西側の端は郡山市下舘野に接しています。東詰では、ボックスカルバートを利用して福島県道73号二本松金屋線と立体交差しています。この交差点は交通の要所であり、多くの車両が利用しています。また、福島交通安原橋バス停が橋の近くに設けられており、公共交通の利便性も向上しています。

沿革

安原橋の歴史は1958年に遡ります。この年、従来の潜水橋に代わって、初代の橋梁が建設されました。この先代の橋は全長178.0メートル、主径間30.7メートル、幅員はわずか3.5メートルの規模でした。型式は6径間のPC単純桁橋で、施工は興和コンクリートが手掛けました。しかし、時代とともに交通量が増加し、老朽化も著しくなったため、1984年に現在の安原橋が建設されることとなりました。

まとめ

安原橋は、郡山市の重要な交通路として、地域住民や訪問者にとって欠かせない存在です。その構造や交差路の便利さから、多くの車両が利用し、安定した交通網の一部を形成しています。今後もこの橋は地域の発展や交通の円滑化に貢献していくことでしょう。

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