安昌豪

安 昌豪（あん ちゃんほ）

プロップ（PR）を本職とするラグビーユニオン選手。1997年11月20日に兵庫県で生まれた。身長177センチメートル、体重110キログラムの体格を持つ。

キャリア

高校時代

ラグビーの才能は早くから開花し、大阪朝鮮高級学校在学中にその実力を示していた。特に、高校日本代表の一員として選ばれるなど、全国レベルでの注目を集めた。

大学時代

高校卒業後の2016年、ラグビー強豪校として知られる明治大学に進学。大学でも引き続きプロップとしてプレーし、チームのスクラムを支える重要な役割を担った。在学中には、将来を嘱望される若手選手が集まるU20日本代表や、さらなる強化を目指すジュニア・ジャパンのスコッドにも選出され、国際的な舞台での経験を積んだ。これらの代表活動を通じて、国内外の有望な選手たちとの対戦や、ハイレベルな環境でのトレーニングを経験し、選手としての幅を広げた。

プロフェッショナルキャリア

明治大学を卒業した2020年、ジャパンラグビーリーグワンに所属するキヤノンイーグルス（現在の横浜キヤノンイーグルス）に加入し、プロ選手としてのキャリアをスタートさせた。

プロ入り後、着実にチーム内での地位を確立。2021年2月28日に行われたジャパンラグビートップリーグ（当時）の第2節、神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦において、途中出場ながら公式戦での記念すべき初出場を果たした。この試合を皮切りに、リーグ戦での出場機会を増やし、プロの舞台での経験を重ねていった。

キヤノンイーグルスで数シーズンを過ごした後、2024年6月には新たな挑戦の場として、同じくジャパンラグビーリーグワンに参戦する三菱重工相模原ダイナボアーズへの移籍を選択した。新天地であるダイナボアーズにおいても、その強靭なフィジカルとプロップとしての技術を活かし、チームのフォワード陣の中核として活躍が期待されている。

安昌豪選手は、高校、大学、そしてプロの各段階で国内外の代表チームにも選ばれるなど、常に高いレベルでの経験を積んできた選手である。特に、プロップというポジションの特性上、スクラムにおける安定感やセットプレーでの貢献はチームにとって不可欠な要素となる。その体格と経験は、所属チームにとって大きな強みとなるだろう。今後のラグビーキャリアにおいても、さらなる成長と活躍が注目される選手の一人である。

主な所属チーム

キヤノンイーグルス（現・横浜キヤノンイーグルス）
三菱重工相模原ダイナボアーズ

主な代表歴

高校日本代表
U20日本代表
* ジュニア・ジャパン

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