宍戸マサル

宍戸マサル

宍戸マサル（ししど まさる、1968年8月15日生まれ）は、日本の俳優であり、ムード歌謡の歌手でもあります。東京都日野市出身で、旧芸名は「宍戸勝」です。彼は「新☆ハッピー＆ブルー」のリーダーでもあり、ジャパンドリームミュージック合同会社の代表を務めています。また、東映戦隊ヒーローの主役経験者で結成された「レジェンドヒーロー90's」というグループユニットの代表としても活動しています。身長183cm、血液型はO型で、趣味としてドライブ、乗馬、ゴルフを楽しんでいます。

来歴

宍戸は八王子で生まれ、幼少期を日野で過ごしました。四人兄弟の末っ子で、小学6年生の時に劇団に参加し、1981年には『42時間の恐怖』で鶴田浩二の息子役として俳優デビューを果たしました。しかし、1982年には友人と遊ぶことができなくなったことを理由に、芸能活動を一時休止します。その後、高校卒業後にトヨタ自動車のジュニアセールスマンを経て、再び芸能界に戻ります。

1995年にはスーパー戦隊シリーズ『超力戦隊オーレンジャー』で主役の星野吾郎役（オーレッド）を演じることで、再び脚光を浴びます。2003年からは、マクドナルドのキャラクター「ドナルド・マクドナルド」の日本語吹き替えを担当し、2006年からはムード歌謡グループ「敏いとうとハッピー&ブルー」でリードヴォーカルとして活動します。2009年にはグループを離れ、ソロのムード歌謡歌手としてイベントに出演する他、ディナーショーも行い、他のアーティストと共演しています。

宍戸は、多くの後輩に影響を与え、特にコーラスグループ「純烈」のメンバーは彼の活動をきっかけにムード歌謡を取り入れることとなりました。また、2014年には新たにジャパンドリームエンターテイメント株式会社を立ち上げ、多くのイベントで活躍を続けています。

2015年には「レジェンドヒーロー90's」を結成し、新曲を発表。2017年にはファーストアルバム『宍戸倶楽部』をリリースし、これまでの作品や新曲を披露しました。さらに、2019年には自らプロデュースしたカラオケバー「星降る街角」を立川にオープンし、自身のブランドを広げています。

彼の功績は音楽界だけでなく、特撮ヒーロー番組の世界でも高く評価されており、2021年には「新☆敏いとうとハッピー&ブルー」を結成し、リードボーカルとして新たなスタートを切ります。記念すべきシングル「昭和パラダイス」は2021年11月に発売され、多くのファンに支持され続けています。

人物

宍戸マサルの家系は300年以上の歴史を持つ農園「宍戸園」を営んでおり、彼の祖父は元成城警察署の警部としても知られています。実家には警察関係者が多い反面、彼自身は子供時代に暴走族のリーダーをしていた経験もあり、やんちゃな一面も持ち合わせています。彼の人柄は、一緒に共演したさとう珠緒によると、プライベートでもリーダーシップを発揮し、周囲を支える存在であったとのことです。

宍戸の幅広い活動と影響力は、今後の日本のエンターテイメントシーンにおいても注目され続けるでしょう。

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