宍粟ジャンクション

宍粟ジャンクション（しそうジャンクション）

宍粟ジャンクションは、兵庫県宍粟市に位置し、中国自動車道（E2A）と播磨自動車道（E29）を接続する重要なジャンクションです。かつて山崎本線料金所が設置されていた場所に建設されました。

概要

このジャンクションは、中国自動車道と播磨自動車道間のアクセスを向上させ、地域間の連携を強化することを目的として建設されました。播磨自動車道の全線開通により、中国自動車道と山陽自動車道を結ぶ連絡路としての役割も担っています。

道路

E2A 中国自動車道（10-1番）
E29 播磨自動車道（10-1番）

歴史

2020年（令和2年）11月27日：ジャンクション名称が「山崎JCT（仮称）」から「宍粟JCT」に正式決定。
2022年（令和4年）3月12日：播磨自動車道・播磨新宮IC - 宍粟JCT間が開通し、供用開始。

特徴

宍粟ジャンクションは、一般的なジャンクションとは異なる構造を持っています。播磨自動車道方面から進行した場合、右側の車線が中国自動車道の広島方面へ、左側の車線が大阪方面へと分岐します。通常のジャンクションとは異なり、左右の車線が進行方向と逆方向に分岐するため、利用の際は注意が必要です。同様の構造を持つジャンクションとしては、他に伊勢湾岸自動車道の飛島JCTがあります。

隣接する施設

E2A 中国自動車道
(10) 山崎IC - (10-1) 宍粟JCT - 揖保川PA - (10-2) 佐用JCT - (11) 佐用IC
E29 播磨自動車道
(1) 播磨新宮IC - (10-1) 宍粟JCT

備考

播磨自動車道は、2022年3月の全線開通までは山陽自動車道とのみ接続していました。全線開通により、中国自動車道と山陽自動車道間の連絡が強化され、広域的な交通ネットワークの利便性が向上しました。

関連情報

西日本高速道路株式会社
関西支社
宍粟市
宍粟市公式サイト

まとめ

宍粟ジャンクションは、中国自動車道と播磨自動車道を結び、地域間の連携を強化する重要な交通拠点です。その特殊な構造から、利用時には注意が必要ですが、広域的な交通ネットワークにおいて重要な役割を果たしています。

もう一度検索