宗次ホール

宗次ホールは、愛知県名古屋市中区栄に位置するクラシック音楽専門のコンサートホールです。

概要

2007年3月に開館したこのホールは、「CoCo壱番屋」の創業者である宗次德二氏が私財を投じて建設し、作曲家の三枝成彰氏が監修を務めました。「くらしの中にクラシック」をコンセプトに、気軽にクラシック音楽に触れられる場を提供しています。

開館公演では、ヴァイオリニストの五嶋龍氏がリサイタルを行い、開館記念として開催された第1回宗次エンジェルヴァイオリンコンクールでは、長尾春花氏が第1位に輝きました。

ホールのオープン当初から、ランチとクラシックコンサートをセットにしたランチタイムコンサートが開催され人気を博しました。2010年1月からは、スイーツタイムコンサートやディナータイムコンサートも開催されました。（ディナータイムコンサートは現在は行われていません。）また、2010年2月からは、中部国際空港開港5周年記念セントレアホール&宗次ホール提携企画として、セントレアホールと宗次ホールがランチタイムコンサートを共同開催していました。（ランチタイムコンサートは現在は行われていません。）

2014年からは貸館事業を停止し、ホール主催および共催公演に特化した運営を行っています。2016年には、月刊誌「音楽の友」の集計によると、年間の公演回数が387回に達し、単館のクラシック室内楽ホールとしては日本屈指の公演回数を誇ります。

所在地

愛知県名古屋市中区栄四丁目5番14号

アクセス

名古屋市営地下鉄東山線・名城線 栄駅12番出口より徒歩約4分

宗次ホールは、その美しい音響と温かい雰囲気で、多くの音楽ファンに愛されています。クラシック音楽を身近に感じられるコンサート体験を、ぜひ宗次ホールでお楽しみください。

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