宝くじの日

宝くじの日とは



宝くじの日は、1967年に第一勧業銀行（現在のみずほ銀行）が制定した記念日です。毎年9月2日に定められています。

この記念日が制定された背景には、当選したにもかかわらず、引き換えられずに時効を迎えてしまう宝くじ券が数多く存在するという問題がありました。そこで、宝くじの時効による無効を防ぐためのPR活動の一環として、「く(9)じ(2)」の語呂合わせで9月2日が「宝くじの日」と定められました。

宝くじの日記念お楽しみ抽せん



宝くじの日には、前年9月から当年8月までに抽選が行われた外れくじ（一部の数字選択式宝くじやイベントくじを除く）を対象とした「宝くじの日記念お楽しみ抽せん」が実施されます。

この抽せんは、外れてしまった宝くじ券にもう一度チャンスを与える、いわば「敗者復活戦」のようなものです。当選すると、家電製品などの豪華な賞品が当たります。

対象となるくじの期間は、2010年までは前年8月から当年7月抽選分でしたが、2011年には前年8月から当年8月抽選分に変更され、2012年からは上記期間の抽選分が対象となっています。

宝くじの日特番



2010年までは、この日に「宝くじの日記念ドリームスペシャル」という特別テレビ番組が放送されていました。日本テレビが制作し、NNN系列30局とFNS・FNN系列の沖縄テレビで生放送されていました。

この番組には、その年のジャンボ宝くじのイメージキャラクターを務める芸能人が出演し、番組を盛り上げていました。

過去の出演者



放送局


1983年から、日本テレビ放送網をキー局として、NNN系列30局と沖縄テレビ放送（FNS・FNN系列）の全国31局ネットで放送されていました。

放送では、前年8月から1年間（7月末まで）に抽選が行われた宝くじのはずれ券を対象とした「お楽しみ抽せん」が行われていました。

通常、下4桁の数字で抽選が行われ、当選すると、家電製品をはじめとした複数の賞品から1点を選ぶことができました。

近年のテレビ放送


2011年からは、テレビでの放送は行われなくなりました。しかし、2015年にはTBSテレビのニュース番組『Nスタ』内で、宝くじの日に関する放送が行われました。

まとめ



宝くじの日は、宝くじの時効を防ぐためのPR活動として制定されました。現在では、外れくじを対象とした「お楽しみ抽せん」が行われる日として、宝くじファンにとっては特別な日となっています。

関連項目



日本の記念日一覧

外部リンク



 一般財団法人日本宝くじ協会

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