宝井琴鶴 (5代目)

五代目 宝井 琴鶴（たからい きんかく）

五代目 宝井 琴鶴は、日本の女流講談師であり、講談協会に所属しています。誕生日は10月21日です。

生い立ちと講談への出会い

神奈川県横浜市に生まれ、埼玉県飯能市を本籍としています。幼少期は関東学院六浦小学校に通い、衆議院議員の小泉進次郎氏とは同級生でした。その後、和光学園中学校、神奈川県立神奈川総合高等学校を経て、山形大学人文学部を卒業しました。講談との出会いは中学生の頃で、宝井講談修羅場塾で触れたことがその後の道に繋がります。

講談師への道のり

大学を卒業した当初は、一般企業である出版社に就職し、営業職として勤務していました。しかし、講談への思いを断ちがたく、2006年4月に講談師・宝井琴星に入門し、講談協会で前座見習いとしての生活を始めます。同年6月には正式に前座に昇進し、「琴柑（きんかん）」という前座名を与えられました。初高座は本牧亭で行われました。講談師としての修業を積み重ね、2010年6月には二ツ目に昇進します。

真打昇進と五代目襲名

二ツ目としてさらに芸を磨き、2019年10月、遂に真打への昇進を果たしました。この昇進にあわせて、歴史ある名跡である「五代目 宝井 琴鶴」を襲名しました。

弟子

五代目 宝井 琴鶴には、現在、前座の宝井琴人という弟子がいます。

五代目 宝井 琴鶴は、横浜出身の女性として、伝統的な講談の世界で新たな歴史を刻んでいます。その芸は、多くの聴衆を魅了し続けています。

もう一度検索