宮城県道250号くりこま高原停車場線

宮城県道250号くりこま高原停車場線は、かつて宮城県栗原市内に存在した一般県道です。しかし、平成31年3月29日をもって廃止され、その歴史に幕を閉じました。この路線は、同じく廃止された宮城県道268号くりこま高原停車場伊豆沼線と統合される形で、新たに宮城県道268号伊豆沼くりこま高原駅線として再編されました。

路線の概要

実延長：1,622.0 mと比較的短い路線でした。
起点：栗原市志波姫八樟（国道398号との交差点）に位置していました。
終点：栗原市志波姫新熊谷（JR東北新幹線くりこま高原駅西口）が終点でした。
通過自治体：宮城県栗原市のみを通過していました。

経路と接続道路

路線は栗原市志波姫地区を東西に結び、以下の道路と接続していました。

国道398号（栗原市志波姫）：路線の起点で接続していました。
宮城県道268号くりこま高原停車場伊豆沼線（栗原市志波姫新大谷地）：路線の中間地点で接続していました。この接続が、後の路線統合の伏線となりました。

廃止と統合の背景

宮城県道250号線と268号線の廃止、そして268号線への統合は、地域の道路網の効率化と利便性向上を目的としたものでしょう。2つの路線を統合することで、より広範囲な地域を結び、地域住民や観光客の移動を円滑にすることが期待されます。特に、くりこま高原駅は東北新幹線の停車駅であり、県外からのアクセスも多いため、駅へのアクセス改善は重要な課題でした。

現在の状況

現在、宮城県道250号くりこま高原停車場線は存在しませんが、その役割は宮城県道268号伊豆沼くりこま高原駅線に引き継がれています。この新しい路線は、旧250号線と268号線の機能を統合し、くりこま高原駅と周辺地域を結ぶ重要な役割を担っています。

関連情報

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