宮城県道44号角田山元線

宮城県道44号角田山元線

宮城県道44号角田山元線は、宮城県角田市から亘理郡山元町に至る主要地方道です。角田市の中心部から阿武隈川を渡り、小斎峠（標高160m）を越えて山元町へと至ります。

概要

この路線は、1983年1月11日に県道角田山下線、県道小斎峠角田線、県道丸森山元線を再編する形で認定されました。角田市、山元町、丸森町の境界に位置する小斎峠には、通行規制時に道路を封鎖するためのゲートが設置されています。

2019年3月29日には、主要地方道相馬亘理線の改築に伴い、角田山元線の終点を相馬亘理線まで延伸するため、宮城県道120号坂元停車場線を統合しました。坂元停車場線は、元々国道6号線と常磐線坂元駅を結ぶ路線でしたが、東日本大震災の津波で駅が壊滅。常磐線は内陸に移設され、旧線跡は復興道路である県道38号相馬亘理線の用地となりました。これにより、角田山元線は国道6号と県道相馬亘理線を連絡する役割も担うことになりました。

路線データ

実延長：14704.4m
起点：宮城県角田市角田中島下（角田警察署前交差点）
終点：宮城県亘理郡山元町坂元（主要地方道相馬亘理線交点）

歴史

1993年（平成5年）5月11日：建設省により、主要地方道に指定される。
2019年（平成31年）3月29日：県道120号坂元停車場線の区域を継承し、終点が延伸。

路線状況

重複区間

宮城県道245号角田大内線（角田市島田 - 亘理郡山元町小斎峠）
宮城県道28号丸森柴田線（角田市尾山 - 角田市島田、約1.494 km）
宮城県道272号角田山下線（角田市角田 - 角田市枝野、1.617km）

道路施設

角田橋（阿武隈川、角田市角田 - 枝野）：橋長573.0m

地理

通過する自治体

角田市
亘理郡山元町

交差する道路

国道113号（国道349号重複）（角田市角田・起点）
宮城県道272号角田山下線（角田市枝野）
宮城県道245号角田大内線（角田市枝野 - 山元町坂元）
宮城県道28号丸森柴田線（角田市島田/尾山 - 島田）
E6常磐自動車道（山元南スマートIC）
国道6号（山元町坂元 山元町坂元交差点）
福島県道・宮城県道38号相馬亘理線（山元町坂元・終点）

沿線の施設など

角田警察署（角田市角田）
角田市陸上競技場（角田市枝野）
角田市立枝野小学校（角田市島田）
小斎峠（角田市 - 山元町）
山元町立坂元小学校（山元町坂元）
JR常磐線　坂元駅（山元町坂元）
やまもと夢いちごの郷（山元町坂元）

脚注

関連項目

宮城県の県道一覧

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