宮澤紗希

宮澤 紗希（みやざわ さき）

宮澤紗希は、2002年1月26日に生まれ、現在日本将棋連盟に所属している女流棋士です。女流棋士番号は84で、神奈川県横浜市出身です。彼女は戸辺誠七段の弟子として将棋を学び、将来の将棋界での活躍が期待されています。また、2023年7月現在、中央大学法学部に在学中です。彼女の棋士としての進展について詳しく見ていきましょう。

棋歴

女流棋士への道

宮澤は将棋の研修会において活動を始めましたが、2020年3月末にはB1クラスに在籍したまま退会しました。その後、2年後の2022年11月に再入会し、C1クラスで活動を再開しました。2023年3月にはB2クラスに昇級し、同年6月に所定の対局数に達して女流2級の資格を取得しました。これにより、彼女は女流棋士としての資格申請を行い、2023年7月1日付で正式に女流棋士となりました。

女流棋士としての活躍

女流棋士になった後も、宮澤は着実に成績を上げていきました。2024年1月25日には第46期女流王将戦で本戦に進出し、これにより女流1級に昇級しています。彼女の戦績は、女流棋士としての実力を証明しており、今後のさらなる成長が期待されています。

棋風と人物像

宮澤の棋風は、得意戦法として居飛車を掲げています。将棋に対する情熱が強く、積極的なプレースタイルを持つことが彼女の特徴です。また、趣味としてボードゲームに興味を持っており、この愛好は将棋の戦略に対する理解をより深める要因となっているでしょう。

将棋を始めたのは幼稚園年長の時に、父から教わったことがきっかけです。そこから彼女は将棋に夢中になり、成長していきました。現在は中央大学の棋道会将棋部に所属し、部の後輩には内山あやがいるなど、同世代の棋士たちとの交流も深めています。

昇段・昇級履歴

宮澤の昇段・昇級の歴史は、彼女の努力と進歩を示しています。

• - 研修会員として

- 2011年12月：関東研修会にF2クラスで入会
- 2018年5月：B2クラスに昇級（女流2級の資格）
- 2018年8月：B1クラスに昇級
- 2020年3月：研修会を退会（B1クラス、女流2級の資格不使用）
- 2022年11月：研修会にC1クラスとして再入会
- 2023年3月：B2クラスに昇級
- 2023年5月：B1クラスに昇級
- 2023年6月：通算対局数50局に達し女流2級の資格を得る

• - 女流棋士として

- 2023年7月：女流2級としてプロ入り
- 2024年1月：女流王将戦に本戦入りし、女流1級に昇級

主な成績

彼女は女流棋士としての成績を積み重ねており、今後の発展に期待が寄せられています。特に女流王将戦への本戦入りは、実力を証明する重要なステップとなりました。

総括

宮澤紗希は、将棋界での新たな星として注目されています。彼女の成長過程や棋士としての成績は、将棋ファンや後輩棋士にとっても刺激となることでしょう。積極的な姿勢と豊かな才能を持つ彼女の今後の活躍に期待が寄せられます。

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