富久山バイパス

富久山バイパスは、福島県郡山市富久山町を東西に結ぶ、国道288号のバイパス道路です。郡山市街地の慢性的な交通渋滞の緩和と、磐越自動車道郡山東インターチェンジから市街地へのアクセス向上を目的として、1999年（平成11年）に事業採択されました。

概要

起点：郡山市富久山町福原（内環状線交点）
終点：郡山市富久山町北小泉（福島県道73号二本松金屋線交点）
計画全長：1.7km（うち供用済み0.69km）
計画幅員：14.0（25.0）m

計画では、総事業費は約60億円と見込まれています。2010年（平成22年）2月13日には、富久山大橋を含む終点側の0.69km区間が、暫定2車線で開通しました。同時に、東隣に位置する郡山東バイパスとの接続部0.26kmも供用開始されています。

現在、起点である内環状線との交差点から、既に供用されている区間までは、郡山市道が国道288号として暫定的に指定され、利用されています。全線開通は2020年度を予定していましたが、遅延している可能性があります。

道路施設

富久山大橋：バイパス区間内に架かる橋梁。

交差する道路

内環状線（起点）
福島県道73号二本松金屋線（終点）：郡山東バイパスとの分岐点に接続する取付道路を介して立体交差。

沿線施設

郡山東郵便局：バイパス沿いに位置する。

隣接するバイパス

* （郡山方面）富久山バイパス - 郡山東バイパス（大熊方面）：郡山東バイパスと接続し、広域的な交通ネットワークを形成。

富久山バイパスの全線開通により、国道288号の交通状況が改善され、地域住民の利便性向上に大きく貢献することが期待されています。今後の工事の進捗が注目されます。

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