富山県道157号寺坪上市線

富山県道157号寺坪上市線について

富山県道157号寺坪上市線は、富山県中新川郡の立山町から同じく中新川郡の上市町に至る重要な一般県道です。この道は交通の要所となっており、地域住民にとって日常生活に欠かせない路線です。全長は10,201.4メートルで、起点は立山町寺坪の交差点、終点は上市町鍵町の交差点に設定されています。

路線データ

• - 起点: 富山県中新川郡立山町寺坪字東寺坪64番2（富山県道6号富山立山公園線・富山県道162号西大森寺坪線交点）
• - 終点: 富山県中新川郡上市町鍵町字熊野町54（富山県道46号上市北馬場線交点）
• - 路線延長: 10,201.4m

歴史

経歴としては、1960年4月23日に最初の認定が行われ、その際の名称は一般県道157号道源寺上市線でした。その後、2000年代に入り、道路の経路が変更されました。2010年5月26日には、富山県道6号と接続する位置が新たに設定され、現行の路線名である一般県道157号寺坪上市線に改称されました。

路線状況

この道路には、富山中部広域農道との重複区間が存在しています。立山町石坂の石坂交差点から上市町女川にかけての区間は、農道と共有の部分となります。この重複区間を含め、上下の移動が頻繁に行われるエリアとなっており、交通量は比較的多いです。

地理

路線は南北方向に概ね延びており、起点から少し行くと立山町米道から瀬戸新にかけて、高低差25メートルの河岸段丘の崖を上ることになります。この部分が特に道路の特色を出しており、その後は西側の栃津川と東側の白岩川の流域を進む形で上市町との境界を越えます。途中、石坂交差点で富山市方面からの富山中部広域農道と合流しながら進行し、上市町に入った際に分かれます。

通過する自治体

• - 富山県

- 中新川郡立山町
- 中新川郡上市町

交差する道路

• - 富山県道6号富山立山公園線・富山県道162号西大森寺坪線（起点で接続）
• - 富山県道169号米道上瀬戸線（立山町米道）
• - 富山県道168号小又下段線（立山町上宮）
• - 富山県道166号谷口沢新線（立山町福田交差点）
• - 富山県道167号日中五百石線（立山町日中）
• - 富山県道158号女川谷口線（上市町女川）
• - 富山県道163号柿沢泉線（上市町新屋）
• - 富山県道46号上市北馬場線（終点で接続）

沿線の施設

この県道沿いには、地域の交通や生活に重要な施設が多数存在します。駅や学校、病院などが近くにあり、利便性が高いエリアです。具体的には、富山地方鉄道の沢中山駅、釜ヶ淵駅、上市駅などの交通機関、また、かみいち総合病院や上市町役場、上市高等学校などの公共施設があります。

総括

富山県道157号寺坪上市線は、立山町と上市町を結ぶ重要な交通路であり、地域の生活基盤を支える役割を担っています。歴史的にも歩みを重ねてきており、今後も地域発展に寄与することでしょう。

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