富山都市圏

富山都市圏について

富山都市圏は、富山県富山市を中心とする都市圏であり、本州の日本海側において新潟大都市圏と並び、最大級の人口規模を誇ります。北陸3県の中で見ると、金沢都市圏（石川県金沢市）よりも大きな規模を持っています。

定義

2015年の国勢調査に基づくと、富山市を中心都市として、10市4町1村で都市雇用圏が構成されています。この都市雇用圏の人口は、2015年時点で1,066,328人です。以前は独立した都市圏であった高岡都市圏を吸収したことで、富山県全域をカバーする都市圏となりました。

2010年のデータでは、この圏域の総生産は4兆3421億円に達しています。

都市圏の詳しい定義は都市雇用圏に準拠しており、一般的な都市圏の定義については都市圏の項目を参照してください。

富山都市圏への通勤率が最も高い地方公共団体は舟橋村で、その割合は53.5%です。以下に、通勤率が高い上位5つの地方公共団体を示します（2015年国勢調査）。

都市雇用圏（10% 通勤圏）の変遷

都市雇用圏を構成しない地方公共団体は、各統計年の欄で灰色で表示され、「-」と示されます。

2004年11月1日：砺波市と東礪波郡庄川町が合併し、新たに砺波市が設置されました。
2004年11月1日：東礪波郡の城端町、平村、上平村、利賀村、井波町、井口村、福野町と西礪波郡福光町が合併し、南砺市が設置されました。
2005年4月1日：富山市、上新川郡の大沢野町、大山町、婦負郡の八尾町、婦中町、山田村、細入村が合併し、新たな富山市が誕生しました。
2005年11月1日：新湊市、射水郡の小杉町、大門町、下村、大島町が合併し、射水市が設置されました。
2005年11月1日：高岡市と西礪波郡福岡町が合併し、新たな高岡市が設置されました。
2006年3月31日：黒部市と下新川郡宇奈月町が合併し、黒部市が設置されました。

関連項目

* 高岡都市圏

富山都市圏は、これらの変遷を経て、現在の形に至っています。今後の発展が期待される地域です。

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