小原稜生

小原 稜生

小原 稜生（こはら りょうせい）は、1993年10月5日生まれ、京都府出身のラグビー選手である。主にフランカー（FL）としてプレーし、その身長は181センチメートル、体重は96キログラムという体格を誇る。

ラグビーとの出会いは早く、地元の洛西ラグビースクールでキャリアをスタートさせた。その後、京都成章高校へと進み、ラグビーのスキルと知識を磨いた。

高校卒業後の2012年、立命館大学へ進学。大学ラグビー部に入部し、フランカーとしてチームに貢献した。特に大学4年次となる2015年には、チームを牽引する主将に就任。リーダーシップを発揮し、チームメイトと共に日々の練習に励んだ。大学における主将経験は、選手としての成長はもとより、人間的な成長においても重要な時期であった。

2017年に立命館大学を卒業した後、当時日本のトップリーグに所属していた豊田自動織機シャトルズ（現在の豊田自動織機シャトルズ愛知）に加入した。プロフェッショナルな環境に身を置き、さらなるレベルアップを目指した。

豊田自動織機加入から間もない2017年9月9日には、ジャパンラグビートップリーグの第4節、クボタスピアーズ戦において途中出場ながら公式戦初出場を果たした。これは、学生時代からの努力が実を結び、トップレベルでの選手生活のスタートラインに立った記念すべき瞬間であった。

その後、日本のラグビーリーグはジャパンラグビーリーグワンへと移行。小原選手は現在、同リーグに所属するルリーロ福岡の一員としてプレーしている。フランカーというポジションは、フォワードの中でも特に豊富な運動量が求められ、ブレイクダウンでの貢献やタックル、さらにはボールキャリアとしての役割も担う。その体格と学生時代から培ってきたスキルを活かし、チームの勝利に貢献すべく日々奮闘している。

京都で育ち、大学時代には主将としてチームを率いた経験を持つ小原稜生選手。トップリーグでのデビューを経て、現在はルリーロ福岡でジャパンラグビーリーグワンという新たな舞台での挑戦を続けている。今後の彼の活躍に注目が集まる。

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