小宮由紀博

小宮由紀博 - 日本のキックボクサー

小宮由紀博（こみや ゆきひろ、1980年4月21日生まれ）は、日本の著名な男性キックボクサーで、埼玉県出身です。現在はスクランブル渋谷に所属し、数々の大会で輝かしい戦績を持っています。

来歴

小宮は2003年に本格的なおもてなしの場である新空手交流大会でその才能を開花させました。1月19日に行われた第70回大会では、11名の選手を抑えて見事優勝を果たし、続く5月の全日本新空手道選手権ではK-2トーナメント軽中量級で3位に入賞しました。この頃から小宮はキックボクシング界の新たなスター候補として注目を集めるようになります。

彼のプロデビューは2003年7月21日、レグルス池袋所属のもと、J-NETWORKで行われ、審判の判定によって3-0の勝利を収めました。2004年から2005年にかけては、連続して8連勝を記録し、彼の名声は確立されていきました。その後、2005年8月21日にはフォルティス渋谷に所属を移します。

2006年5月17日には、J-NETWORKライト級王者決定戦で梶原龍児と対戦しましたが、0-2の判定負けで王座獲得はなりませんでした。しかしその後、2007年にはマーシャルアーツ日本キックボクシング連盟主催のトーナメント「LIGHTNING TOURNAMENT '07」で優勝する快挙を達成しました。

続いて、2007年4月22日の新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS」では、石井宏樹と対戦し、1Rで2度のダウンを奪うも、肘打ちでTKO負けを喫しました。その年の11月9日には、J-NETWORKスーパーライト級王者決定戦で寒川慶一と対戦し、再び惜しい戦いを展開しましたが、ドクターストップによりTKO負けとなり、王座獲得はなりませんでした。

彼はその後、2008年8月のM-1ムエタイチャレンジでクンタップ・ウィラサクレック相手に延長Rで勝利を収め、同年の全日本キックボクシング連盟主催の大会でも試合を重ねました。しかし、8月にはニュージャパンキックボクシング連盟興行でセンチャイ・ソー・キングスターに0-3で敗北し、続く大会でも爆発的な戦績ではない結果を残しました。

2009年にはフリーランスとして活動を開始し、RISEでの試合で再び勝利を収めます。さらに、RISE 70kg TOURNAMENT '09では、決勝戦で守屋拓郎にKO勝ちを収め、見事に優勝。その際、「世界と戦える実力をつけて、K-1のリングに上がりたい」との意気込みを語りました。

2010年にはK-1にも初参戦し、段々と自身の立ち位置を確立していきます。K-1 WORLD MAX 2010のオープニングファイトでは、タヒール・メンチチに勝利し、さらなる挑戦を続けました。その後もRISEで確実に勝利を重ね、競技者としての信念を貫いています。

戦績

小宮由紀博はこの競技において数々のタイトルを獲得しており、特にマーシャルアーツ日本キックボクシング連盟の「LIGHTNING TOURNAMENT '07」およびRISEの「70kg TOURNAMENT '09」での優勝は彼のキャリアにおける重要なマイルストーンです。

日本のキックボクシング界での多大な実績を持つ小宮由紀博は、今後のさらなる活躍が期待される選手です。

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