小川愛里奈

小川 愛里奈（おがわ えりな）

基本情報

• - 生年月日: 1998年6月3日
• - 出身地: 岡山県岡山市
• - 所属チーム: JTマーヴェラス（2023年より）

来歴

小川愛里奈は岡山県岡山市で生まれ、幼少期から姉の影響を受けてバレーボールを始めました。彼女は就実中学校・高等学校で卓越した才能を発揮し、2014年の全国都道府県対抗中学バレーボール大会では優秀選手賞を受賞しました。彼女の指導教官である西畑美希監督のもと、就実チームは数々の大会で素晴らしい成績を収めました。特に、2017年のインターハイと国体ではともにベスト4、春高バレーでは準優勝を達成し、小川自身もインターハイでのベスト6および優秀選手賞を獲得しました。

2017年1月27日、彼女はV・プレミアリーグの東レアローズに入団し、そこで黒後愛と共に活躍を始めます。その後、彼女は世界ジュニア選手権（U-20）の代表メンバーに選ばれ、銅メダル獲得に貢献しました。2017年10月22日にはVプレミアリーグでのデビュー戦に出場し、初めて得点を記録しました。

2018/19シーズン以降、小川は井上奈々朱とポジションを併用しながら出場機会を得つつ、2019/20シーズンには24試合に出場。また、2020/21シーズンには皇后杯決勝でフル出場し、リーグファイナルでも重要な役割を果たしました。選手としての成長を実感し、さらにVCupにおいてオポジットとしてプレーする機会を得て、攻撃力の向上に寄与しています。

2021/22シーズンでは開幕戦でスタメンとして出場し、シーズン中はほぼ全試合に出場しました。アタック決定率ではリーグ3位となり、日本人選手の中では最高の成績を収め、初めてリーグベスト6に選出されました。

2022年3月31日、彼女は日本代表メンバーに初めて選ばれ、ネーションズリーグ開幕戦でスタメンデビューを果たしました。この大会では合計45得点を挙げ、チームの準優勝に大きく貢献しました。2023年4月には東レアローズを退団し、同年6月よりJTマーヴェラスに新たに移籍しました。

選手としての特徴

小川愛里奈は攻撃力の高いミドルブロッカーで、特に高いトスからのアタックが得意です。ワイド攻撃を駆使しながらも、様々なポジションをこなす柔軟性を持ち、チームに欠かせない存在となっています。

人物・エピソード

彼女の姉はかつてJTマーヴェラスに所属していた小川杏奈です。小川愛里奈の座右の銘は「継続は力なり」で、努力を重ねる姿勢が表れています。性格は負けず嫌いで、自身は否定していますが、チームメイトからは天然キャラとも言われています。また、趣味の一つにお菓子作りがあり、特にモンブランタルトを作れるほどの腕前です。

所属チームと球歴

• - 操明スポーツ少年団
• - 就実中学校・高等学校（2011-2017年）
• - 東レアローズ（2017-2023年）
• - JTマーヴェラス/大阪マーヴェラス（2023年-）

代表歴

• - 全日本ジュニア代表 - 2017年
• - 世界ジュニア選手権 - 2017年（銅メダル）
• - 日本代表 - 2022-2023年
• - ネーションズリーグ - 2022年（7位）

受賞歴

• - 平成28年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技 - ベスト6、優秀選手賞
• - 第69回全日本バレーボール高等学校選手権大会 - 優秀選手賞
• - 第59回近畿6人制バレーボール男女総合選手権大会 - 最優秀選手賞
• - 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN：ベスト6

小川愛里奈は今後もその実力を発揮し続け、女子バレーボール界において注目される選手であり続けるでしょう。

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