小平市立図書館

小平市立図書館の概要

小平市立図書館は東京都小平市が設立・運営する公立図書館の総称です。この図書館システムには、中央図書館を含む仲町図書館、花小金井図書館、小川西町図書館、喜平図書館、上宿図書館、津田図書館、大沼図書館の7つの図書館があり、さらに公共施設に併設された花小金井北分室、小川分室、上水南分室も運営されています。

現在、中央図書館の蔵書数は40万冊を越え、各図書館の蔵書も7万冊から12万冊以上と豊富です。併設の分室はそれぞれ4,000冊から1万冊の蔵書があり、2023年度の合計蔵書数は1,103,656冊に達しています。これには一般書が758,648冊、児童書が345,008冊含まれています。

利用方法

小平市立図書館を利用できるのは、小平市に在住、在勤、または在学している人、さらに提携する周辺の市町（東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市、立川市、小金井市、国分寺市、東大和市）の住民も可能です。貸出は1人当たり本が最大10冊、CDが最大3タイトル（提携市の場合は5冊と1タイトル）まで行えます。貸出期間は通常2週間に設定されています。

歴史と沿革

小平市は1962年に市制を施行する前まで公共図書館が存在していませんでした。しかし、1953年から1979年にかけて、東京都立立川図書館によって移動図書館「むらさき号」が運行され、地域住民に書籍を提供していました。

その後、1962年以降に公民館などに図書室が開設され、1975年に小平市の初の公共図書館として仲町図書館が開館しました。以降、数十年をかけて市内各所に図書館が新設され、蔵書数も増加しています。1985年には中央図書館が開館し、1986年には日本で初めて図書館コンピュータシステムが導入されました。また、仲町図書館は2015年にリニューアルされ、さまざまな機能を持つ複合施設「なかまちテラス」へと生まれ変わりました。

2046年には小川西町図書館が小川駅西口への移転を予定しています。

各図書館の詳細

• - 小平市立中央図書館

所在地：小川町2丁目1325番
開設日：1985年7月2日
蔵書数：400,252冊
開館時間：10時〜19時（祝日は17時まで）
休館日：金曜、年末年始、特別整理日
アクセス：青梅街道駅から徒歩5分

• - 小平市立仲町図書館

所在地：仲町145番
開設日：1975年5月18日
蔵書数：71,928冊
開館時間：火・水9時〜20時、それ以外の日は9時〜17時
休館日：金曜、年末年始、特別整理日
アクセス：青梅街道駅から徒歩10分

• - 小平市立花小金井図書館

所在地：花小金井1丁目8番1号
開設日：1979年4月1日
蔵書数：101,621冊
開館時間：火・水10時〜20時、それ以外の日は10時〜17時
休館日：金曜、年末年始、特別整理日
アクセス：花小金井駅から徒歩3分

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総括

小平市立図書館は地域に密着した文化の拠点であり、蔵書数も多く、幅広い世代に対応した利用環境が整っています。今後の発展も期待されています。

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