花小金井駅

花小金井駅の概要

花小金井駅（はなこがねいえき）は、東京都小平市花小金井一丁目に位置する西武鉄道新宿線の駅です。駅番号はSS18で、都道15号線と小金井街道沿いにあります。この駅は東京都立小金井公園へのアクセスが良いことでも知られています。駅名は、近くの玉川上水堤にかつて植えられていたヤマザクラ（小金井桜）から由来しています。

歴史

花小金井駅は1927年4月16日に開業しました。その後、駅は1987年から1993年にかけていくつかの改修を行い、1998年には南口が開設され、橋上駅舎が使用開始されました。1974年には跨線橋の使用が開始され、構内踏切は廃止されました。また、改札口に自動改札機が導入されたのは1993年です。

駅の構造

駅は地上にあり、島式ホーム1面2線を持っています。設計上は、元々田無駅と同様に2面3線構造でしたが、現在は中線が撤去されて、1面2線の形態となっています。また、ホームの一部は歴史的な名残を残しています。橋上駅舎は1998年に開設され、現在は南口からも出入りができるようになっています。

さらに、北口および南口から改札階へのエレベーターやエスカレーターも設置されており、バリアフリー対応の施設が充実しています。改札内には多機能トイレも完備されており、1998年には西武鉄道の駅として初めてトイレットペーパーが無料提供されるようになりました。

利用状況

2023年度のデータによると、花小金井駅の1日平均乗降人員は52,593人で、西武鉄道92駅中15位を占めています。この数値は、周辺の東久留米市や西東京市、小金井市に住む多くの利用者に支えられていることを示しています。

駅の周辺

駅周辺は様々な施設が整っており、北口には小平市役所や市立の図書館、病院、郵便局などの公共施設が点在しています。また、商業施設も充実しており、スーパーマーケットや銀行、飲食店などが揃っています。

南口には公民館や地域センターなどがあり、地域の活動拠点として利用されています。さらに、東京都立小金井公園や江戸東京たてもの園も近く、自然や文化を楽しむ場所として人気です。

バス路線

花小金井駅ではいくつかのバス路線が運行されており、北口と南口からそれぞれ異なる路線にアクセスできます。主に西武バスや関東バス、都営バスが運行されており、地域住民の移動手段として広く利用されています。

隣接駅

隣の駅は田無駅で、急行や各駅停車が停車します。かつては小平駅との間に東小平駅が存在していましたが、1954年に廃止されました。

花小金井駅は地域の交通の要所として重要な役割を果たしており、これからも多くの人々に利用され続けるでしょう。

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