小杉郵便局

小杉郵便局について

富山県射水市に位置する小杉郵便局は、地域の重要な郵便サービスを提供する拠点です。この郵便局は、民営化前は集配普通郵便局として分類されており、長い歴史を有します。本稿では小杉郵便局の歴史やサービス、アクセス情報などを詳細に紹介します。

沿革

小杉郵便局の歴史は1873年（明治6年）に遡ります。同年10月1日、小杉郵便取扱所が設立され、その後1875年（明治8年）には小杉郵便局として五等局に昇格しました。1885年（明治18年）に貯金業務を開始し、1890年（明治23年）には為替業務も始まりました。1893年（明治26年）には小杉郵便電信局に改称され、1903年（明治36年）に通信官署官制施行に伴い、現在の小杉郵便局名となりました。

1949年（昭和24年）には電報使用が終了し、1983年（昭和58年）からは風景入通信日付印の使用が開始されました。1984年（昭和59年）には、特定郵便局から普通郵便局に改定されています。1993年（平成5年）には、地域内での移転が行われ、さらに1999年（平成11年）には外国通貨の両替や旅行小切手の取り扱いが開始されました。

2012年（平成24年）には日本郵便株式会社が発足し、郵便事業小杉支店が小杉郵便局に統合されるなど、時代の変化に対応してきました。直近の2018年（平成30年）には、貯金・保険の渉外業務が移管され、その後も集配業務の地域が拡大しています。

取扱内容

小杉郵便局では、幅広いサービスを提供しています。郵便や印紙、ゆうパック、内容証明などの一般的な郵便サービスをはじめ、貯金、為替、振替、振込、国際送金、外貨両替、国債、投資信託などの金融サービスを扱っています。また、生命保険やバイク、自動車保険も取り扱っています。さらに、ゆうちょ銀行ATMが設置されており、便利に利用できます。

集配業務は「939-03xx」「933-02xx」「934-00xx」「939-02xx」「939-04xx」区域にわたり、射水市（川口宮袋を除く全域）や高岡市の一部を網羅しています。ただし、貯金や保険の渉外業務は射水新湊郵便局が担当しています。

アクセス

小杉郵便局へは、あいの風とやま鉄道線の小杉駅から徒歩で約13分の距離にあり、容易にアクセスできます。また、富山地方鉄道バスや射水市コミュニティバスも利用可能で、小杉東口停留所で下車すると便利です。車利用の場合は、北陸自動車道の小杉ICから北東へ約4.5km、富山西ICから北西へ約6kmの距離にあります。駐車場も完備されており、20台分のスペースが用意されています。

周辺の見どころ

小杉郵便局周辺には、竹内源造記念館が存在し、1934年に建設された建物は1976年まで小杉町役場として使用されていました。また、射水市立小杉中学校も近くにあり、地域の教育機関として親しまれています。さらに、下条川の近くに立地するため、自然環境も豊かです。

このように、小杉郵便局は地域に密着したサービスを提供し続けており、今後もその役割は重要であり続けるでしょう。

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