小林正治

小林 正治について

小林 正治（こばやし まさはる、生年1973年2月10日）は、東京都を登録地とした元競輪選手です。競技人生を通じて様々な実績を持ち、また、元モトクロス国際A級選手という経歴も持っています。競輪選手としてのキャリアをスタートさせたのは、日本競輪学校第77期生として入校した後のことでした。彼の師匠は、競輪学校47期生の高橋洋一氏です。

来歴と競技キャリア

小林は幼少期からポケバイに親しんでおり、その後モトクロスに転向しました。国際A級のライセンスを取得し、本格的に選手として活動を開始しました。彼の実力は高く、モトクロスでの経験はその後の競輪選手としての地盤を作るのに大いに役立ったことでしょう。

競輪学校に入校した小林は、在校中に86勝を記録し、トップの成績を収めました。卒業記念レースでは優勝するなど、その実力のほどを証明しました。

1996年4月17日、立川競輪場にてデビューを果たし、初戦で見事1位となります。続く2日間も勝利し、完全優勝するなど、華々しいスタートを切りました。その後、小林は1997年と1998年に全日本新人王戦（小倉競輪場）に臨み、1997年には9着、1998年には3着に入るなど、着実に成績を残していきました。

2011年3月17日、選手登録が削除され、競輪選手としてのキャリアに区切りをつけましたが、その通算成績は1075戦中185勝、優勝回数は12回という輝かしいものでした。

引退後の活動

選手引退後は、うどん屋を経営しており、新たな挑戦を続けています。また、モトクロス出身の若手選手である猪俣康一（競輪学校99期生）の師匠としても活躍中です。彼自身が積み重ねてきた経験と知識を次世代へと伝えることに力を入れています。

さらに、パンサーの「競輪、はじめました。」などのメディアにも登場し、競輪の解説者としても活躍しています。これにより、競輪の魅了や情報を一般の人々に広める役割を担っています。

小林正治は、競輪選手としてだけでなく、人間としても多くの後進に影響を与える存在となっています。彼の道のりと今後の動きに注目が集まります。

もう一度検索