小林香萌

小林香萌のプロレスキャリア

小林香萌（こばやし かほ、1992年5月12日生まれ）は、日本の女子プロレスラーであり、数々の団体でその実力を示してきました。彼女のキャリアは2012年に始まり、当初はWNC（ウルトラニャン女子プロレス団体）の練習生として活動をスタートしました。メキシコでの試合を経て、多様な技術を身につけ、最終的にはフリーランス選手として活躍するまでになりました。

初期の活動

小林は、2012年5月にWNCに入団。その後、11月に行われたWNCのイベントでエキシビションマッチに出場し、2013年の試合では、プロレスの技術を磨きながら数々の試合を重ねていきました。2013年6月には自らのデビュー戦を果たし、見事なパフォーマンスでファンの期待に応えました。

彼女のデビュー戦では、リン・バイロン選手と対戦し、惜しくも敗れましたが、以降も多くの試合を通じて経験を積んでいきました。その中で、特にTAJIRI選手とのエキシビションマッチや数々のプロレス団体との交流戦が記憶に残ります。

プロレス技術の向上

小林香萌は、ブレイクダンスや器械体操の経験を活かし、TAJIRIの弟子としてその動きが高く評価されました。TAJIRIは彼女の体幹や基本的な動きの正確さを絶賛しており、それが彼女のプロレス技術の向上に寄与しました。

複数団体での活躍

彼女は2014年以降、REINA女子プロレスやWAVE、OZアカデミーなど、様々な団体で活動を行い、多彩なパートナーとタッグを組むことで実績を残していきました。特に、2014年にはREINAの世界タッグ王座を獲得し、初の直接勝利を果たすなどそのキャリアにおける重要なポイントとなりました。

国際的な挑戦

小林は日本国内の活動だけでなく、2017年からメキシコに遠征し、CMLLでの試合にも参加し、さらなる活躍を目指しました。体格的に優れたレスラーたちとの対戦を通じて、彼女は新たな経験と技術を得ることができました。

引退後の活動

2021年にはレスリング活動を一時休業し、自分を見つめなおす時間を設けました。この時期においても、彼女のファンや仲間たちからの応援は絶えず、活動再開を待つ声が多数寄せられていました。2022年には、フリーランスサミットでの復帰を発表し、改めてプロレス界に戻ってきました。

最後に

小林香萌は、プロレスラーチャンスがある限り今後も活動を続けていく意志を持っています。彼女のフィニッシュホールドである「120%スクールボーイ」や得意技の「ギデオンスプラッシュ」は、多くのファンに愛されています。彼女の今後の活躍に期待しつつ、プロレス界におけるその存在感を楽しみにしたいと思います。

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